リモート電源制御ユニットを使用する場合の留意事項について説明します。
SPARC M10-4S はサポート対象外です。
リモート電源制御ユニットに接続するのはクラスタノードのみとしてください。
共用ディスクなどの周辺機器を接続する場合は、別途、周辺機器制御用のリモート電源制御ユニットを用意してください。
リモート電源制御ユニットのLAN は管理LAN に接続してください。
本機能は、RCIやXSCFなどのオプションハードウェアの機構によるノードのシャットダウンが失敗した場合にのみ実行されます。
SPARC Enterprise M4000,M5000 で使用する場合、強制停止されるノードの全てのパーティションが強制停止されます。各パーティションのシャットダウンは行われません。
仮想化環境は未サポートです。
Oracle VM Server for SPARC環境、Oracle Solaris カーネルゾーン環境でPRIMECLUSTERを使用する場合は、リモート電源制御ユニットを使用できません。
ノードに接続した2台のリモート電源制御ユニットのうち、1台に異常が発生した場合、ノードの電源切断が行えず、ノードの停止を保証できないことがあります。ユーザ資源への競合を確実に防止するため、このような場合はノードの強制停止は行わず、手動での切替えとなります。