「Tomcat3.1ベースのServletサービス」と「Tomcat5.5ベースのServletサービス」では運用方法が異なります。
「Tomcat5.5ベースのServletサービス」の操作は、Interstage管理コンソールまたはisj2eeadminコマンドを使用して行います。Interstage管理コンソールについては「運用ガイド(基本編)」を、isj2eeadminコマンドについては「リファレンスマニュアル(コマンド編)」を参照してください。
Interstage管理コンソールでIJServerワークユニットを作成した後、Webアプリケーションを配備しなおします。
Tomcat3.1ベースのServletサービス固有の環境ファイルの移行については、「第32章 V5.1以前のServletサービス環境定義の移行」を参照してください。
その他の環境定義ファイルについては以下を参照してください。
Tomcat3.1ベースのServletサービス | Tomcat5.5ベースのServletサービス |
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名前変換定義ファイル (注1) |
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配備時の名前変換定義(interstage.xml)の<app-name>タグ | 「Tomcat3.1ベースのServletサービス」では指定しても意味がありませんでしたが、「Tomcat5.5ベースのServletサービス」では名前変換定義情報の設定対象であるWebアプリケーションの名前を正しく指定してください。app-nameタグを指定しない場合や、タグに間違ったWebアプリケーション名を指定すると名前変換は動作しません。
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以下のファイルです。
C:\INTERSTAGE\j2ee\etc\FJWebebeProperties.xml
/opt/FJSVj2ee/etc/FJWebebeProperties.xml
8.0以前のInterstage HTTP Serverの資源を使用する場合
以下の操作により8.0以前のInterstage HTTP Serverの資源を使用する場合には、WebサーバからServletサービスへの通信を行うWebサーバコネクタの設定が必要です。
8.0以前でバックアップした資源をリストア
上記の場合、Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)の末尾に以下に示す定義項目を追加してください。
LoadModule ihs2_redirector2_module "C:/Interstage/F3FMjs5/gateway/ihs2/mod_ihs2_redirector2.so"
LoadModule ihs2_redirector2_module "/opt/F3FMjs5/gateway/ihs2/mod_ihs2_redirector2.so"
ポイント
Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)に以下のV5.1以前のサーブレット・ゲートウェイの定義が設定されている場合には、その定義情報を削除してください。以下にV5.1以前のサーブレット・ゲートウェイの定義について記載します。
LoadModule jsvlt_module "C:/Interstage/F3FMjs2/gateway/jsgw_apapi_is.dll"
include "サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルのフルパス名"
LoadModule jsvlt_module /opt/FJSVjs2/gateway/jsgw_apapi_is.so
include "サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルのフルパス名"