以下の機能を使用する場合、Interstage管理コンソールまたはesmkunitコマンドで、メッセージの保存先(ユニット)を作成します。
Durable Subscription機能
イベントチャネルの不揮発化機能(メッセージ保証)
ローカルトランザクション機能(メッセージ保証)
グローバルトランザクション機能(メッセージ保証)
■Interstage管理コンソールを使用する場合
Interstage管理コンソールの使用方法については、“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソールによるInterstage運用”およびInterstage管理コンソールのヘルプを参照してください。
■esmkunitコマンドを使用する場合
esmkunitコマンドで、メッセージの保存先(ユニット)を作成します。
例
ユニット定義ファイル“unit1.def”で、ユニットを生成する場合
esmkunit -uf unit1.def
ユニット定義ファイルは、以下のディレクトリにデフォルトのファイルが格納されています。ユニット定義ファイルの設定項目を必要に応じて編集して、メッセージの保存先(ユニット)を作成してください。
(インストールパスはデフォルト)
C:\Interstage\eswin\etc\def
(インストールパスはデフォルト)
/opt/FJSVes/etc/def
esmkunitコマンドおよびユニット定義ファイルの項目の詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“イベントサービス運用コマンド”-“esmkunit”を参照してください。
注意
ユニット定義ファイルの以下の設定項目は、正確に見積もった値を設定するように注意してください。
設定項目 | 内容 |
---|---|
unitmode | ユニットのモードを指定します。
|
tranmax | ユニット内のイベントチャネルに対して、同時にトランザクション運用を行う多重度を指定します。 |
tranunitmax | 1トランザクション内で操作することができる最大メッセージサイズをブロック数で指定します(1ブロック:16Kバイト(固定))。 |
syssize | システム(ユニット制御)用ファイルの容量(Mバイト)を指定します。 |
sysqnum | システム(ユニット制御)用データ格納域の数を指定します。 |
usersize | イベントデータ(メッセージ)用ファイルの容量(Mバイト)を指定します。 |
userqnum | イベントデータ(メッセージ)用データ格納域の数を指定します。 |
shmmax | ユニットで使用する共用メモリサイズ(Mバイト)を指定します。 |