Webサービスクライアントの場合、クライアントアプリケーションの形態によって、運用方法が違います。
Webサービスで運用するクライアントアプリケーションには、以下があります。
IJServer上で動作するアプリケーション
J2EEアプリケーションクライアント
上記以外のアプリケーション
IJServer上で動作するアプリケーション
Servlet/EJBアプリケーションと同様に、IJServer上で動作するアプリケーションの場合は、作成したアプリケーションとスタブなどをパッケージ化し配備(配備解除)します。
また、IJServerのタイプに応じて以下の設定も必要です。
IJServerの環境設定で、コンテナのWebサービス機能を“有効”にします。
IJServerの環境設定で、以下のjarファイルをクラスパスおよびJava VMオプションに設定します。
C:\Interstage\J2EE\lib\isws.jar
/opt/FJSVj2ee/lib/isws.jar
-XX:EndorsedClassPath=C:\Interstage\J2EE\lib\isws-saaj-api.jar
-XX:EndorsedClassPath=/opt/FJSVj2ee/lib/isws-saaj-api.jar
J2EEアプリケーションクライアント
“4.1 JNDIサービスプロバイダの環境設定”および“4.2.1 クライアント環境での環境設定”を参照し、JNDIを利用するために必要な設定を行い、アプリケーションを実行します。
また、クラスパスおよびJava VMオプションに以下を設定する必要があります。
作成したアプリケーション、スタブなど
以下のjarファイル
C:\Interstage\J2EE\lib\isws.jar
C:\Interstage\J2EE\lib\isws-lib.jar
C:\Interstage\J2EE\lib\isj2ee.jar
/opt/FJSVj2ee/lib/isws.jar
/opt/FJSVj2ee/lib/isws-lib.jar
/opt/FJSVj2ee/lib/isj2ee.jar
-XX:EndorsedClassPath=C:\Interstage\J2EE\lib\isws-saaj-api.jar
-XX:EndorsedClassPath=/opt/FJSVj2ee/lib/isws-saaj-api.jar
上記以外のアプリケーション
クラスパスおよびJava VMオプションに以下を設定して、実行します。
作成したアプリケーション、スタブなど
以下のjarファイル
C:\Interstage\J2EE\lib\isws.jar
C:\Interstage\J2EE\lib\isws-lib.jar
/opt/FJSVj2ee/lib/isws.jar
/opt/FJSVj2ee/lib/isws-lib.jar
-XX:EndorsedClassPath=C:\Interstage\J2EE\lib\isws-saaj-api.jar
-XX:EndorsedClassPath=/opt/FJSVj2ee/lib/isws-saaj-api.jar
注意
Javaバージョン1.3以前の環境では動作しません。
IJServer上でWebサービスクライアントを運用する場合、該当アプリケーションにHotDeploy機能・オートリロード機能は使用しないでください。
XMLパーサは、JAXP1.2以上をサポートしているものを使用してください。
“isws-lib.jar”をクラスパスに設定する場合、以下のjarファイルも自動的にクラスパスに設定されます。
C:\Interstage\J2EE\lib\xerces\xercesImpl.jar
C:\Interstage\J2EE\lib\xerces\xml-apis.jar
C:\Interstage\J2EE\lib\isj2ee.jar
/opt/FJSVj2ee/lib/xerces/xercesImpl.jar
/opt/FJSVj2ee/lib/xerces/xml-apis.jar
/opt/FJSVj2ee/lib/isj2ee.jar
J2EEアプリケーションクライアントの場合は、“isj2ee.jar”が“isws-lib.jar”より後になるようにクラスパスを設定してください。また、「上記以外のアプリケーション」の場合は“isj2ee.jar”はクラスパスに設定しないでください。