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Interstage Application Server V12.1.0 J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)
FUJITSU Software

19.2 Webサービス(クライアント機能)の運用方法

Webサービスクライアントの場合、クライアントアプリケーションの形態によって、運用方法が違います。

Webサービスで運用するクライアントアプリケーションには、以下があります。

IJServer上で動作するアプリケーション

Servlet/EJBアプリケーションと同様に、IJServer上で動作するアプリケーションの場合は、作成したアプリケーションとスタブなどをパッケージ化し配備(配備解除)します。

また、IJServerのタイプに応じて以下の設定も必要です。

同一VMの場合

IJServerの環境設定で、コンテナのWebサービス機能を“有効”にします。

上記以外の場合

IJServerの環境設定で、以下のjarファイルをクラスパスおよびJava VMオプションに設定します。

クラスパス

C:\Interstage\J2EE\lib\isws.jar

/opt/FJSVj2ee/lib/isws.jar

Java VMオプション

-XX:EndorsedClassPath=C:\Interstage\J2EE\lib\isws-saaj-api.jar

-XX:EndorsedClassPath=/opt/FJSVj2ee/lib/isws-saaj-api.jar

J2EEアプリケーションクライアント

4.1 JNDIサービスプロバイダの環境設定”および“4.2.1 クライアント環境での環境設定”を参照し、JNDIを利用するために必要な設定を行い、アプリケーションを実行します。

また、クラスパスおよびJava VMオプションに以下を設定する必要があります。

クラスパス

作成したアプリケーション、スタブなど

以下のjarファイル

C:\Interstage\J2EE\lib\isws.jar
C:\Interstage\J2EE\lib\isws-lib.jar
C:\Interstage\J2EE\lib\isj2ee.jar

/opt/FJSVj2ee/lib/isws.jar
/opt/FJSVj2ee/lib/isws-lib.jar
/opt/FJSVj2ee/lib/isj2ee.jar

Java VMオプション

-XX:EndorsedClassPath=C:\Interstage\J2EE\lib\isws-saaj-api.jar

-XX:EndorsedClassPath=/opt/FJSVj2ee/lib/isws-saaj-api.jar

上記以外のアプリケーション

クラスパスおよびJava VMオプションに以下を設定して、実行します。

クラスパス

作成したアプリケーション、スタブなど

以下のjarファイル

C:\Interstage\J2EE\lib\isws.jar

C:\Interstage\J2EE\lib\isws-lib.jar

/opt/FJSVj2ee/lib/isws.jar

/opt/FJSVj2ee/lib/isws-lib.jar

Java VMオプション

-XX:EndorsedClassPath=C:\Interstage\J2EE\lib\isws-saaj-api.jar

-XX:EndorsedClassPath=/opt/FJSVj2ee/lib/isws-saaj-api.jar

注意

  • Javaバージョン1.3以前の環境では動作しません。

  • IJServer上でWebサービスクライアントを運用する場合、該当アプリケーションにHotDeploy機能・オートリロード機能は使用しないでください。

  • XMLパーサは、JAXP1.2以上をサポートしているものを使用してください。

  • “isws-lib.jar”をクラスパスに設定する場合、以下のjarファイルも自動的にクラスパスに設定されます。

    C:\Interstage\J2EE\lib\xerces\xercesImpl.jar

    C:\Interstage\J2EE\lib\xerces\xml-apis.jar

    C:\Interstage\J2EE\lib\isj2ee.jar

    /opt/FJSVj2ee/lib/xerces/xercesImpl.jar

    /opt/FJSVj2ee/lib/xerces/xml-apis.jar

    /opt/FJSVj2ee/lib/isj2ee.jar

  • J2EEアプリケーションクライアントの場合は、“isj2ee.jar”が“isws-lib.jar”より後になるようにクラスパスを設定してください。また、「上記以外のアプリケーション」の場合は“isj2ee.jar”はクラスパスに設定しないでください。