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Interstage Application Server V12.1.0 移行ガイド
FUJITSU Software

B.8 メッセージ番号がIJServer2で始まるメッセージ

ここでは、以下について説明します。メッセージの詳細は、「メッセージ集」を参照してください。

Interstage Application Server V9.0での変更

旧メッセージID

新メッセージID

変更内容

IJServer21xxx
(注1)

イベントログファイル、またはシステムログファイルに出力されません。 (注2)


  1)

ただし、以下のメッセージは従来通りシステムログに出力されます。

  • IJServer21033: JavaVM上でメモリ不足が発生しました: NAME=%s1

  • IJServer21035: CORBAサービスへのアクセス時に異常が発生しました

  • IJServer21087: CORBAサービスで異常が発生しました: NAME=%s1 REASON=%s2

  • IJServer21410: 異常時用ファイルへのJMSメッセージ退避に失敗しました: NAME=%s1 FILE=%s2 REASON=%s3 CODE=%s4

  • IJServer21439: Message-driven Beanで異常が発生したためEJBアプリケーションを停止します: NAME=%s1 CODE=%s2

  • IJServer21457: イベントチャネルが停止したためMessage-driven Beanのメッセージ受信を停止します: IJServer=%s1: MDB=%s2: CHANNEL=%s3

  • IJServer21999: システムエラーが発生しました: NAME=%s1 CODE=%s2

  2)

バージョンアップ前と同じように、イベントログファイル、またはシステムログファイルにメッセージを出力させたい場合は以下を設定してください。
なお、本設定は、定義変更後に起動されたIJServerに対して有効です。

定義ファイル


  C:\Interstage\J2EE\etc\isj2ee.properties


  /opt/FJSVj2ee/etc/isj2ee.properties

追加定義
  syslog_output_mode=all

Interstage Application Server V7.0での変更

旧メッセージID

新メッセージID

変更内容

IJServer21020

以下の条件の場合、コンテナログファイルに出力されません。 (注1)

  • EJBアプリケーションがSession Beanで、createメソッドでアプリケーション例外が発生した場合

  • EJBアプリケーションがSession Beanで、ビジネスメソッドでアプリケーション例外が発生した場合

IJServer21216
IJServer21239

以下の条件の場合、コンテナログファイルに出力されません。 (注1)

  • EJBアプリケーションがEntity Beanで、createメソッドでアプリケーション例外が発生した場合

IJServer21235

以下の条件の場合、コンテナログファイルに出力されません。 (注1)

  • EJBアプリケーションがEntity Beanで、removeメソッドでアプリケーション例外が発生した場合

IJServer21054

以下の条件の場合、コンテナログファイルに出力されません。 (注1)

  • EJBアプリケーションメソッド実行中に、以下のメソッドを使用してトランザクションにロールバックをマークして、メソッドの実行に正常終了した場合

    • SessionContextのsetRollbackOnlyメソッド

    • EntityContextのsetRollbackOnlyメソッド

    • MessageDrivenContextのsetRollbackOnlyメソッド

  • アプリケーション例外が発生した場合

IJServer21421

IJServer21455

プロセス多重エラーで出力されていたメッセージを左記のように変更しました。 (2)


  1)

SystemWalker製品を使用してログメッセージの監視を行っていたユーザがInterstage Application Server V7.0以降にバージョンアップした時に問題となる可能性があります。
バージョンアップ前と同じように、コンテナログファイルにメッセージを出力させたい場合は以下を設定してください。

定義ファイル


  C:\Interstage\EJB\etc\FJEJBconfig.properties


  /opt/FJSVejb/etc/FJEJBconfig.properties

追加定義
  UserExSyslog=0
  2)

SystemWalker製品を使用してログメッセージの監視を行っていたユーザがInterstage Application Server V7.0以降にバージョンアップした時に問題となる可能性があります。
バージョンアップ前と同じように、イベントログファイル、またはシステムログファイルにメッセージを出力させたい場合は以下を設定してください。

定義ファイル


  C:\Interstage\EJB\etc\FJEJBconfig.properties


  /opt/FJSVejb/etc/FJEJBconfig.properties

追加定義
  MsgNoCompatible=V6
  • FJEJBconfig.propertiesに無効な値を設定した場合は、デフォルト値(8.0)が設定されます。

  • FJEJBconfig.propertiesを編集した場合は、変更した値を有効にするために、IJServerを再起動してください。