Interstage Application Server V9.0(Interstage V9.0)での変更内容を説明します。
esmkchnlコマンドに関する注意事項
esmkchnlコマンドにおいて-autodisconオプションを指定してイベントチャネルを作成する場合、CORBAサービスのクライアントにおける無通信監視時間(CORBAサービスの動作環境ファイルのパラメタ「period_client_idle_con_timeout」で設定されるタイムアウト監視時間)について注意する必要があります。
Interstage V9.0以降では、「period_client_idle_con_timeout」の初期値が変更されました。これにより、クライアントにおける無通信監視がデフォルトで有効になります。クライアントにおける無通信監視時間超過によりコネクションが切断された場合、継続して通信するためには再度イベントチャネルへの接続を行う必要があります。運用上問題がある場合、「period_client_idle_con_timeout」の値を大きくする、または無効にするといった対処が必要となります。