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Interstage Application Server V12.1.0 移行ガイド
FUJITSU Software

5.11.1 Interstage Application Server V9.0以降からのサーバの移行

以下の製品からのサーバの移行方法を説明します。

移行手順

バックアップ、およびリストアにより移行します。
バックアップ、およびリストアの作業については「運用ガイド(基本編)」の「メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)」を参照してください。


注意

移行元のSSOリポジトリが標準データベースを使用している場合、バックアップ、およびリストアでInterstage ディレクトリサービスの資源を移行することはできません。「5.10 Interstage ディレクトリサービスの移行」の「標準データベースからSymfoware ServerまたはOracle Databaseへの移行」を参照し、標準データベースからSymfoware Server、またはOracle Databaseへ移行を行ってください。

Interstage ディレクトリサービスの移行では以下の点に注意してください。

  • Interstage シングル・サインオン資源のバックアップ、およびリストアを行う前に、移行を行ってください。

  • 移行先で作成するSSOリポジトリに関して、以下の項目の値は移行元のSSOリポジトリと一致させてください。

    • リポジトリ名

    • 使用するポートの種類


ポイント

  • リポジトリサーバの移行について

    • リポジトリサーバを複数構築して運用している場合は、同時に移行してバージョン・レベルを合わせてください。

    • 旧バージョン環境にてssosetsvcコマンドを使用してリポジトリサーバのサービス依存関係の設定を行なっている場合は、移行後、再度ssosetsvcコマンドを使用してリポジトリサーバのサービス依存関係の設定を行なってください。

  • 認証サーバの移行について

    • 認証サーバを複数構築して運用している場合は、同時に移行してバージョン・レベルを合わせてください。

    • 認証サーバ間連携を行っている場合は、リストア後、認証サーバ間連携サービスを配備しているワークユニットの環境設定を変更する必要があります。変更手順については、“5.11.10 認証サーバ間連携サービスの移行”を参照してください。

  • 業務サーバの移行について

    • Interstage証明書環境が作成されていない場合は、Interstage証明書環境を作成してください。Interstage証明書環境の作成については「シングル・サインオン運用ガイド」の「SSL通信で運用するための準備」-「Interstage証明書環境の作成」を参照してください。

    • 負荷分散のために、業務サーバを複数構築して運用している場合は、同時に移行してバージョン・レベルを合わせてください。