以下にインストール時の注意事項について説明します。
Systemwalker Centric Manager導入に関する注意事項
以下に、InterstageクライアントパッケージとSystemwalker CentricMGR 運用管理クライアントまたは、Systemwalker Centric Manager 運用管理クライアントの導入方法について説明します。
なおSystemwalker CentricMGR 運用管理クライアントまたは、Systemwalker Centric Manager 運用管理クライアントとアプリケーションサーバのクライアントを同一コンピュータ上で使用する場合は参照先のネーミングサービスは同じである必要があります。
以降、“Systemwalker CentricMGR”および“Systemwalker Centric Manager”を“Systemwalker Centric Manager”と記載します。
1) InterstageクライアントパッケージがインストールされているマシンにSystemwalker Centric Managerの運用管理クライアントをインストールする場合
以下の手順で、Systemwalker Centric Managerの運用管理クライアントをインストールします。
CORBAアプリケーションを起動している場合はCORBAアプリケーションを停止します。
Systemwalker Centric Managerの運用管理クライアントをインストールします。
コンピュータを再起動します。
運用管理クライアントの環境を設定します。
2) Systemwalker Centric Managerの運用管理クライアントがインストールされているマシンにInterstageクライアントパッケージをインストールする場合
以下の手順で、Interstageクライアントパッケージをインストールします。
Systemwalkerコンソールを停止します。Systemwalkerコンソールの停止については、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。
Systemwalker Centric Managerのすべての機能を停止します。
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\bin\pcentricmgr
Systemwalker Centric ManagerでインストールされたObjectDirectorをアンインストールします。
[コントロールパネル] > [アプリケーションの追加と削除]で“ObjectDirector Client”をアンインストールします。
コンピュータを再起動します。
コンピュータが起動したら、再度上記の1~2の処理を実施します。
Interstageクライアントパッケージをインストールします。
コンピュータを再起動します。
運用管理クライアントの環境を設定します。
JBKプラグインに関する注意事項
JBKプラグインでJava SE 7を使用する場合は、jbkplugin.propertiesのjbk.plugin.javahomeプロパティにJava SE 7の格納先を設定してください。
なお、機能によっては利用できないJBKプラグインのバージョンがありますので、変更時にはご注意ください。各機能で利用できるJBKプラグインのバージョンについては、“1.1.3 カスタムインストール”を参照してください。
セキュア通信サービスについて
「セキュア通信サービス」が他製品によりインストール済みの場合、「機能の追加と削除」の「インストール機能の選択」画面で、「セキュア通信サービス」にチェックが付いて表示され、インストールを実行すると、他製品によりインストール済みの「セキュア通信サービス」モジュールより、本製品の「セキュア通信サービス」モジュールが新しい場合、上書きされます。
アンインストールと管理(ミドルウェア)について
本製品をインストールすると、「アンインストールと管理(ミドルウェア)」もインストールされます。
「アンインストールと管理(ミドルウェア)」は、富士通ミドルウェア製品共通のツールです。インストールされている富士通ミドルウェア製品情報の管理や製品のアンインストーラの起動を行います。
注意
本製品をアンインストールする場合、「アンインストールと管理(ミドルウェア)」からアンインストールを行ってください。
本ツールは、本製品以外に他の富士通ミドルウェア製品情報も含めて管理しています。どうしても必要な場合を除いて、本ツールをアンインストールしないでください。
誤ってアンインストールしてしまった場合は、下記手順に従い再度インストールしてください。
インストール対象マシンにAdministratorsグループに所属するユーザー名でログオンするか、管理権限を持つアカウントに切り替えます。
ドライブ装置に製品メディアをセットします。
インストールコマンドを実行します。
<インストールDVD-ROM>\ISTAGE\cir\cirinst.exe
本ツールをアンインストールする場合は、以下の手順で行ってください。
「アンインストールと管理(ミドルウェア)」を起動して他の富士通ミドルウェア製品が残っていないか確認します。起動方法は以下のとおりです。
[Windows(R) 8.1の場合]
アプリ画面の“アンインストールと管理(ミドルウェア)”を実行してください。
[上記以外の場合]
スタートメニューの[すべてのプログラム (注)] > [Fujitsu] から“アンインストールと管理(ミドルウェア)”を実行してください。
注)オペレーティングシステムによっては名称が異なることがあります。
インストールされている富士通ミドルウェア製品が何もない場合、下記のアンインストールコマンドを実行します。
%SystemDrive%\FujitsuF4CR\bin\cirremove.exe
"本ソフトウェアは富士通製品共通のツールです。本当に削除しますか?[y/n]: "と表示されたら、「y」を入力して継続します。
数秒ほどでアンインストールが完了します。
アンインストール完了後、以下のフォルダおよびその配下のファイルが残りますので削除します。
%SystemDrive%\FujitsuF4CR
%ProgramData%\Fujitsu\FujitsuF4CR