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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 検疫ネットワークへの自動隔離機能使用手引書
FUJITSU Software

2.2.5 構築条件チェックツールの実行手順

ここでは、"構築条件チェックツール"の実施について説明します。

本製品のマネージャーをインストールする前に、本製品の"構築条件チェックツール"を実行し、マネージャーの構築条件を満たしていることを確認します。

手順

インストール実施前に、本製品の"構築条件チェックツール"を使用し、構築条件を満たしていることを確認します。

  1. 管理者権限(Administrator)でログインします。

  2. TEMP環境変数に1つのフォルダーパスが設定されていることを確認します。

  3. インストーラを起動します。

    DVD-ROM(1枚目)をセットすると、自動的にインストーラが起動します。起動しない場合、"RcSetup.exe"を実行し、インストーラを起動してください。

  4. [ツール]を選択し、表示された画面で[構築条件チェックツール]をクリックしてください。構築条件の確認が開始されます。

    確認結果のチェック項目名にエディションが記載されているものは、Cloud Editionに該当する場合にチェックしてください。

結果の確認

  1. 構築条件の確認が完了すると、確認結果が以下に格納されます。

    %temp%\ror_precheckresult-YYYY-MM-DD-hhmmss.txt

    確認結果は同時にメモ帳で出力されます。

  2. 確認結果に"注意"または"NG"が含まれていないことを確認します。"注意"または"NG"と判定されたチェック項目が存在する場合、エラーがあった場合、エラーの原因を取り除いてください。

  3. "構築条件チェックツール"に加えて、以下の条件を満たしていることを確認します。

    1. 管理サーバのハードウェア仕様が以下に示す値であること

      表2.1 管理サーバのハードウェア仕様

      項目

      メモリ容量

      20GB

      CPU数

      仮想ソケット数

      4

      1ソケットあたりのコア数

      1

      ディスク容量

      200GB

      【VMware】ネットワークアダプタのアダプタタイプ

      VMXNET 3

    2. PMSおよびSVIM(以下4つのプログラム)がアンインストールされていること

      • Fujitsu ServerView Profile Manager Service

      • Fujitsu ServerView Installation Manager PXE Server

      • Fujitsu ServerView Installation Manager Data Packages

      • Fujitsu ServerView Installation Manager

      インストールされている場合は上から順番にアンインストールしてください。