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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 設計ガイド
FUJITSU Software

D.2 サーバの事前準備

ここでは、物理L-Serverを作成する場合の、セットアップのためのサーバの事前準備について説明します。

物理L-Serverを作成する場合、「第8章 サーバ環境の決定と設定」のサーバ環境の決定およびサーバ環境の設定の内容に加えて、以下の設定が必要です。


VIOMによるI/O仮想化を利用する場合

ISMによるI/O仮想化を利用する場合

参照

ISMによるI/O仮想化を利用する場合は、「導入ガイド CE」の「6.2 ISM連携の設定」を参照してください。


HBA address renameによるI/O仮想化を利用する場合

PXEブート利用時の設定

PXEブートを利用する場合、PXEブート用サーバの設置および設定が必要です。

注意

  • タグVLAN設定を使用するネットワーク上でPXEブートは利用できません。

    PXEブート用サーバにはタグVLANを設定しないでください。

  • ISM側でPXEブートを利用する場合、rcxadm pxectlコマンドで管理サーバのPXEサービスを一時的に停止する必要があります。

    詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.19 rcxadm pxectl」を参照してください。

  • 管理サーバのPXEサービスが停止している間は、以下の機能が利用できません。

    • HBA address rename設定

    • サーバ切替え・切戻し(HBA address rename方式、バックアップ・リストア方式)

    • バックアップ・リストア

    • システムイメージの削除

    • クローニングイメージの採取

    • クローニングイメージの配付

    • クローニングイメージの削除

    • rcxadm imagemgr setコマンドの実行

    • サーバの登録

    • サーバの削除

    • 管理対象サーバの管理LANのIPアドレス変更

    • 管理サブネットの登録

    • 物理L-Serverの作成

    • 物理L-Serverのバックアップ・リストア

    • 物理L-Serverのクローニングイメージの採取・配付