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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理)
FUJITSU Software

22.1 保守モードの切替え

保守モードは、ネットワーク機器の定期保守などを行う場合に設定します。保守モードを設定されたネットワークデバイスは、動作状態の変化による異常イベントの通知と、自動設定が抑止されます。

以下の操作で、ネットワークデバイスの保守モードの設定または解除を行います。

  • コマンドで保守モードを設定する場合

    # /opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm netdevice set -name nd01 -attr mode=maintenance <RETURN>

  • コマンドで保守モードを解除する場合

    # /opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm netdevice set -name nd01 -attr mode=active <RETURN>

保守モードの設定状態は、以下のどちらかの方法で確認できます。

注意

  • ネットワークデバイスに保守モードを設定した場合、ネットワークデバイスへの自動設定は行われません。
    そのため、保守モードを設定したネットワークデバイスが冗長構成の場合、設定内容によっては冗長構成を保てなくなる可能性があります。

    冗長構成のネットワークデバイスに対して保守モードを設定する場合、テナント管理者に対してL-Platformの操作(作成、変更、削除)を行わないように依頼することをお勧めします。

    なお、冗長構成を保てなくなる設定内容については、ネットワークデバイスを構成するネットワーク機器の仕様に依存します。詳細は、ネットワーク機器のマニュアルを参照してください。

  • 保守作業時、ネットワークデバイスによっては本保守モードの切替え操作を必要としないものがあります。詳細については、「運用ガイド CE」の「9.5 ネットワーク機器の保守」を参照してください。