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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理)
FUJITSU Software

18.3.3 管理できるストレージ

物理サーバと仮想マシンの場合で異なります。


物理サーバの場合

「解説書」の「6.2.1 エディション共通」の「表 エージェントの必須ハードウェア条件」に記載されているハードウェアを利用している場合のほか、以下の場合にサーバとストレージを管理できます。利用していない場合、サーバだけを管理できます。EMCストレージ、FalconStor NSSが動作するStorage Serverは管理できません。

仮想マシンの場合

サーバ仮想化ソフトウェアによって異なります。
本製品で複数のVMホストによって共有されたディスクは管理できません。
以下の場合、サーバとストレージを管理できます。

【VMware】

  • VMware vCenter Serverにより、仮想マシンを管理している

  • データストアを利用し、そのデータストアが仮想ストレージとしてストレージツリーに表示されている

  • VMwareがサポートするストレージのうち、サーバの内蔵ディスクやiSCSIストレージを除いたSANストレージ、NASストレージを利用している

  • データディスクに以下のデバイスパスを利用している

    • SCSI:0:1~SCSI:0:6

    • SCSI:0:8~SCSI:0:14

    • SCSI:1:0~SCSI:1:6

    • SCSI:1:8~SCSI:1:14

    • SCSI:2:0~SCSI:2:6

    • SCSI:2:8~SCSI:2:14

    • SCSI:3:0~SCSI:3:6

    • SCSI:3:8~SCSI:3:14

    注意

    Raw Device Mappingを利用する場合や上記デバイスパス以外を利用する場合は、サーバだけ管理できます。

    上記デバイスパス以外のディスクは、ディスク番号に56以降の番号を割り当てます。

    L-Serverを配備する際のクローニングイメージを採取する場合、システムディスクにSCSI:0:0を使用してください。

【Hyper-V】

  • SCVMMにより仮想マシンを管理している

  • MSFCがVMホストに追加されている

  • クラスタの共有ボリュームとしてクラスタディスクが設定され、その共有ボリュームが仮想ストレージとしてストレージツリーに表示されている

  • クラスタディスクとして、SANボリュームが設定されている

  • Hyper-Vがサポートするストレージのうち、サーバの内蔵ディスクやiSCSIストレージを除いたSANストレージを利用している

  • データディスクに以下のデバイスパスを利用している

    • SCSI:0:1~SCSI:0:14

    • SCSI:1:0~SCSI:1:14

    • SCSI:2:0~SCSI:2:14

    • SCSI:3:0~SCSI:3:14

    注意

    パススルーディスク、差分ディスクを利用している場合や上記デバイスパス以外を利用している場合は、サーバだけ管理できます。

    上記デバイスパス以外のディスクは、ディスク番号に60以降の番号を割り当てます。

    L-Serverを配備する際のクローニングイメージを採取する場合は、システムディスクにIDE:0:0を使用してください。

    高可用性の仮想マシン以外からは、クローニングイメージを採取できません。

【Solarisゾーン(Solaris11)】

  • データディスクとして以下のデバイスパスまたは識別情報のものを利用している

    • /rcx/disk001~/rcx/disk063

【OVM for SPARC】

  • データディスクとして以下のデバイスパスまたは識別情報のものを利用している

    • 1~63

【Citrix Xen】

  • ストレージリポジトリを利用し、そのストレージリポジトリが仮想ストレージとしてストレージツリーに表示されている

  • データディスクとして以下のデバイスパスまたは識別情報のものを利用している

    • 1、4~15

注意

L-Serverを配備する際のクローニングイメージを採取する場合、システムディスクとして0を使用してください。

【OVM for x86 3.x】

  • ストレージリポジトリを利用し、そのストレージリポジトリが仮想ストレージとしてストレージツリーに表示されている

  • データディスクとして以下のデバイスパスまたは識別情報のものを利用している

    • HVMの場合: 2~3

    • PVMの場合: 2~103

    • PVHVMの場合: 2~106

注意

L-Serverを配備する際のクローニングイメージを採取する場合、システムディスクとして0を使用してください。

注意

ストレージプールに登録されていない仮想ストレージに作成されたディスクも操作できます。仮想ストレージの資源量を管理する場合、ストレージプールに仮想ストレージを登録してください。