ここでは、消費電力データを出力する方法について説明します。
消費電力データは、電力監視環境に登録されている電力採取対象装置ごとに、CSV形式で出力できます。
出力データには、電力や電力量といったデータ種別、出力期間、時間間隔を指定できます。
以下の手順で、消費電力データを出力します。
RORコンソールのサーバリソースツリーで、対象の電力採取対象装置を右クリックし、表示されたメニューで[出力]-[環境データ]を選択します。
[電力採取対象装置の環境データ出力]ダイアログが表示されます。
以下の項目を設定します。
図13.1 [電力採取対象装置の環境データ出力]ダイアログ
消費電力データを出力する電力採取対象装置名を指定します。
電力採取対象装置名の[選択]チェックボックスにチェックを入れます。電力採取対象装置名は複数指定できます。
出力するデータの種別を指定します。
対象データの[選択]チェックボックスにチェックを入れます。対象データは複数指定できます。
消費電力データの出力期間を選択リストから選択します。
以下のどれかを選択します。
最近の1時間
最近の1日
最近の1週間
最近の1か月
最近の1年間
カスタム
"カスタム"を選択した場合、以下を指定します。
開始日
開始時
終了日
終了時
消費電力データの出力時間の間隔を選択リストから選択します。
以下のどれかを選択します。
詳細値
1時間ごと
1日ごと
1か月ごと
1年ごと
[OK]ボタンをクリックします。
表示されたダウンロードダイアログで、ダウンロードするファイル名を指定します。指定したファイルにデータが出力されます。
注意
大量のデータを出力する場合、出力するまでに時間がかかります。
出力に5分以上かかった場合、処理が失敗します。
再操作する場合、サーバ側の処理が完了していない可能性があるため、しばらく待ってから行ってください。その場合、"対象リソース"と"出力期間"を変更して出力データ数を減らしてから再操作を行ってください。
以下に環境データを出力する場合の時間間隔別の推奨設定を記載します。
時間間隔 | 出力期間 | 出力台数 |
---|---|---|
詳細値 | 最近の1日 | 12台 |
1時間ごと | 最近の1か月 | 30台 |
1日ごと | 最近の1年間 | 30台 |
1か月ごと | カスタムで5年間を指定 | 60台 |
1年ごと | カスタムで5年間を指定 | 60台 |