連絡先リストの操作について説明します。
L-Platformを利用しているテナントのユーザーの連絡先リストを表示することができます。
連絡先リストの表示対象となるL-Platform内のリソースは以下のとおりです。
論理ビュー内の異常状態のリソース
物理-論理 関連マークが付加されているリソース
ポイント
連絡先リストを利用することで、以下のような場合にインフラ管理者がテナントの利用者へ連絡を行うための連絡先を簡単に確認できます。
問題が発生していることを連絡する場合
事前にメンテナンスの予定を連絡する場合
メンテナンスの開始および終了を連絡する場合
連絡先リストの表示手順を以下に示します。
ネットワークビューの[アクション]ボタンをクリックします。
アクション一覧が表示されます。
アクション一覧の中から"連絡先リスト"を選択します。
現在問題が発生しているL-Platformを利用しているテナントの連絡先として以下の情報が表示されます。
問題が発生しているリソースが配備されているL-Platformの名前
問題が発生しているリソースの名前
問題が発生しているリソースの状態
L-Platformを利用しているテナントの代表メールアドレス
L-Platformを利用しているテナントの利用者の名前
L-Platformを利用しているテナントの利用者のメールアドレス
参考
"利用者のメールアドレス"には、緊急の連絡先のメールアドレスが表示されます。
緊急の連絡先のメールアドレスが未登録の場合、個人情報のメールアドレスが表示されます。
なお、個人情報のメールアドレスが表示された場合、メールアドレスの末尾にアスタリスク("*")が表示されます。
L-Platformを利用しているテナントのユーザーの連絡先リストをCSVファイルに出力することができます。
連絡先リストの出力手順を以下に示します。
ネットワークビューの[アクション]ボタンをクリックします。
アクション一覧が表示されます。
アクション一覧の中から"連絡先リスト"を選択し、連絡先リストを表示させます。
[CSV出力]ボタンをクリックします。
表示されている連絡先リストがCSV形式のファイルに出力できます。
参考
出力するファイルの文字コードはUTF-8になります。
UTF-8をサポートしていないエディター(Excelなど)でファイルを表示した場合、日本語部分が文字化けすることがあります。
出力されるCSVファイルのフォーマットは以下のとおりです。
l-platform,resource_name,status,tenant_mail,user,user_mail1,user_mail2
カラム | 説明 | 出力例 |
---|---|---|
l-platform | L-Platformの名前が出力されます。 | A-3-tier-system1 |
resource_name | リソースの名前が出力されます。 | FW-A2;SLB-A2 |
status | リソースの状態が出力されます。 | normal;error |
tenant_mail | テナントの代表メールアドレスが出力されます。 | tanant@mail.com |
user | 利用者の名前が出力されます。 | 富士通 太郎;富士通 二郎;富士通 三郎 |
user_mail1 | 利用者の緊急の連絡先として登録されているメールアドレスが出力されます。 | taro@mail.com;jiro@mail.com |
user_mail2 | 利用者の連絡先として登録されているメールアドレスが出力されます。 連絡先が複数登録されている場合は";"で区切ってすべての利用者のメールアドレスが出力されます。 | saburo@mail.com |