ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理)
FUJITSU Software

11.3.5 表示するリソースのフィルタリング

ネットワークビューアのユーティリティパネル(カスタムビュー)のフィルターにより、条件に一致するリソースだけを表示させることができます。

ポイント

管理対象のリソースが多い場合でも、表示したいリソースを絞り込み確認することができるため、運用時の確認作業時間を短縮できます。

表示のフィルタリングを行うための操作手順を以下に示します。

  1. フィルターボックスのラベル右上の[+]ボタンをクリックすることで、設定画面が表示されます。

    図11.20 フィルターの設定画面

  2. 条件として設定したいフィルター項目にチェックを入れます。

  3. [OK]ボタンをクリックします。

  4. フィルターのボックス内に手順2でチェックしたフィルター項目に対応する入力フィールドが表示されます。

  5. 入力フィールドをクリックすることで、プルダウンが表示されます。
    プルダウンからフィルタリングする条件を選択することで、条件に一致するリソースだけが表示されます。

    なお、L-PlatformまたはL-Serverに割り当てられていない物理リソースについては、関連リソースのプルダウンに表示されません。

    以下の条件でリソースのフィルタリングができます。

    • テナント

      指定したテナントに所属するリソースだけ表示されます。

    • L-Platform

      指定したL-Platformに所属するリソースだけ表示されます。

    • リソース状態

      指定したリソース状態に一致するリソースだけ表示されます。

    • 結線状態

      指定した結線状態に一致する結線だけ表示されます。

    • 経路探索

      二つのリソース間の経路を探索できます。
      詳細については「11.3.10 2点間経路探索」を参照してください。

参考

  • フィルター項目内で複数の条件を指定した場合、いずれかの条件に一致するリソースを表示の対象とします。

  • 複数のフィルター項目をチェックした場合、すべてのフィルター項目の条件に一致するリソースを表示の対象とします。

  • 親子関係となるリソースについては、子リソースが条件に一致する場合、親リソースは条件に関係なく表示の対象とします。

    リソースの状態例

    • VMホストの状態が"normal"

    • VMゲストの状態が"error"

    上記の状態で、リソース状態が"error"を条件として設定した場合、VMゲストだけでなくVMホストも表示の対象となります。

  • テナントとL-Platformの相関関係について

    • フィルター項目としてテナントとL-Platformが同時に指定された場合

      テナントに指定された条件が優先されます。
      このため、テナントに所属しないL-Platformは表示の対象外となります。

    • フィルター項目としてL-Platformだけが指定された場合

      フィルター項目のテナントの条件に指定されたL-Platformが所属しているテナントが自動的に追加されます。