ここでは、LANスイッチブレードまたはLANスイッチ(L2スイッチ)の基本情報の変更について説明します。
以下の設定内容を変更できます。
LANスイッチ名またはネットワークデバイス名(管理用のノード名)
管理ポート(LANスイッチブレードPY CB Eth Switch 10/40Gb 18/8+2のConverged Fabricモードだけ)
管理LAN(IPアドレス)
ユーザーID(LANスイッチブレードだけ)
パスワード(LANスイッチブレードだけ)
特権パスワード(LANスイッチブレードだけ)
接続方法(LANスイッチブレードだけ)
SNMPコミュニティー名
なお、上記以外の設定を変更する場合、「7.6 ネットワークデバイスの変更」で説明している方法で、変更を行なってください。
注意
構成変更を伴う以下の設定を変更する場合、登録済みのLANスイッチブレードを削除したあと、再登録してください。
LANスイッチブレード PY CB DCB SW 10Gb 18/6+6
ほかのモードからVCSモード、またはVCSモードからほかのモードに変更する場合
VCS ID、RBridge IDを変更する場合
LANスイッチブレード PY CB Eth Switch 10/40Gb 18/8+2
Fabric ID、Domain ID、またはSwitch IDを変更する場合
モードを変更した場合
LANスイッチブレードPY CB 10Gb FEX Nexus B22の場合、LANスイッチ名またはネットワークデバイス名の項目だけ変更できます。
LANスイッチ(L2スイッチ)の変更では、"LANスイッチ名"が"ネットワークデバイス名"と表示されます。
本手順による変更を行う前に、事前に対象LANスイッチブレードまたはLANスイッチ(L2スイッチ)で設定内容の変更を完了させてください。
以下の手順で、LANスイッチブレードまたはLANスイッチ(L2スイッチ)の設定を変更します。
RORコンソールのサーバリソースツリーまたはネットワークデバイスツリーで、対象のLANスイッチ(L2スイッチ)を右クリックし、表示されたメニューで[設定変更]-[基本情報]を選択します。
[LANスイッチの設定変更]または[ネットワークデバイスの設定変更]ダイアログが表示されます。
変更する項目を入力します。
[OK]ボタンをクリックします。
LANスイッチ(L2スイッチ)の設定が変更されます。
注意
変更対象のLANスイッチ(L2スイッチ)のIPアドレスに対して、登録していない別のLANスイッチ(L2スイッチ)を指定して変更できる場合がありますが、運用上不整合が生じます。
変更対象のLAN(L2スイッチ)スイッチに対して別の機器のIPアドレスを指定して登録した場合、本稿を参照して登録対象のLANスイッチ(L2スイッチ)のIPアドレスを対象のLANスイッチ(L2スイッチ)に再度変更してください。
なお、複数のLANスイッチ(L2スイッチ)のIPアドレスを入れ替える場合、「9.4.2 ネットワークデバイスの削除」を参照してLANスイッチ(L2スイッチ)を削除したあと、「5.13 LANスイッチ(L2スイッチ)の登録」を参照し、再度ネットワークデバイスの探索と登録を行ってください。
SSH接続(SSHバージョン2)は、以下のLANスイッチブレードに対して選択できます。
LANスイッチブレード PY CB Eth Switch/IBP 10Gb 18/8 (1.00版以降)
LANスイッチブレード PY CB Eth Switch 10/40Gb 18/8+2 (1.00版以降)
LANスイッチブレード PY CB Eth Switch/IBP 1Gb 36/8+2 (4.16版以降)
LANスイッチブレード PY CB Eth Switch/IBP 1Gb 36/12 (3.12版以降)
LANスイッチブレード PY CB Eth Switch/IBP 1Gb 18/6 (3.12版以降)
LANスイッチブレード PY CB DCB SW 10Gb 18/6/6 (2.1.1_fuj版以降)
LANスイッチ(L2スイッチ)の変更ダイアログのダイアログ名は、"ネットワークデバイスの設定変更"と表示されます。