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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理)
FUJITSU Software

7.1.3 管理IPアドレスの変更

ここでは、管理IPアドレスの変更について説明します。

リモートマネジメントコントローラーの管理IPアドレスの変更については、「7.1.5 サーバ管理装置の設定変更」を参照してください。


シャーシ

以下の手順で、シャーシの管理IPアドレスを変更します。

  1. マネジメントブレードのIPアドレスを変更します。

  2. RORコンソールのサーバリソースツリーで、対象のシャーシを右クリックし、表示されたメニューで[設定変更]-[基本情報]を選択します。

    [シャーシの設定変更]ダイアログが表示されます。

  3. "管理LAN(IPアドレス)"を変更します。

  4. [OK]ボタンをクリックします。

    シャーシの管理IPアドレスが変更されます。


管理対象サーバ

以下の手順で、管理対象サーバの管理IPアドレスを変更します。
管理IPアドレス、業務IPアドレス兼用時も同じ操作が必要です。なお、業務IPアドレスだけを変更する場合、本操作は必要ありません。

  1. 管理対象サーバに、OSの管理者権限でログインします。

  2. OSのIPアドレスを変更します。

    OSのマニュアルを参照し、IPアドレスを変更してください。
    管理LANが冗長化されている場合、以下のLAN冗長化ソフトウェアの設定手順に従って変更します。

    使用方法については、それぞれの製品のマニュアルを参照してください。

    【Windows】
    GLS
    BACS
    Intel PROSet

    【Linux】【Solaris】
    GLSの"NIC切替え方式の物理IP引継ぎ"

    注意

    サーバ管理製品としてBladeLogicを使用している場合、BladeLogicに追加されている管理対象サーバを廃用し、再度追加してください。追加するときには、管理対象サーバの管理IPアドレスを指定してください。

  3. 管理対象サーバを再起動します。

  4. RORコンソールのサーバリソースツリーで、対象のサーバを右クリックし、表示されたメニューで[設定変更]-[基本情報]を選択します。

    [サーバの設定変更]ダイアログが表示されます。

  5. [管理LAN(IPアドレス)]を変更します。

  6. [OK]ボタンをクリックします。

    管理対象サーバの管理IPアドレスが変更されます。

注意

  • 予備サーバ情報を設定している管理対象サーバ(運用サーバ)、および予備サーバに設定されている管理対象サーバは、異なるサブネットのIPアドレスに変更できません。

  • VMware ESXiの場合、IPアドレスを変更したあと、管理対象サーバを再登録してください。


Oracle VM for SPARCのゲストドメイン上に構築したVMホスト

以下の手順で、Oracle VM for SPARCのゲストドメイン上に構築したVMホストの管理IPアドレスを変更します。
管理IPアドレス、業務IPアドレス兼用時も同じ操作が必要です。
なお、業務IPアドレスだけを変更する場合、本操作は必要ありません。

  1. VMホストとして登録したゲストドメインにOSの管理者権限でログインします。

  2. OSのIPアドレスを変更します。

    OSのマニュアルを参照し、IPアドレスを変更してください。

    管理LANが冗長化されている場合、GLSの"NIC切替え方式の物理IP引継ぎ"の設定手順に従って変更します。

    注意

    サーバ管理製品としてBladeLogicを使用している場合、BladeLogicに追加されている管理対象サーバを廃用し、再度追加してください。
    追加するときには、ゲストドメインの変更後の管理IPアドレスを指定してください。

  3. ゲストドメインを再起動します。

  4. RORコンソールのサーバリソースツリーで、対象のサーバを右クリックし、表示されたメニューで[設定変更]-[基本情報]を選択します。

    [IPアドレスの設定変更]ダイアログが表示されます。

  5. [管理IPアドレス]を変更します。

  6. [OK]ボタンをクリックします。

    ゲストドメイン上に構築したVMホストの管理IPアドレスが変更されます。