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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理)
FUJITSU Software

6.7 イメージファイル格納フォルダーのパスの変更

以下の手順で、イメージファイル格納フォルダーのパスを変更します。

  1. RORコンソールの[イメージ一覧]タブに表示されているイメージを確認します。

  2. OSの管理者権限で管理サーバにログインします。

  3. マネージャーを停止します。

    「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照し、マネージャーを停止してください。

  4. イメージファイル格納フォルダーのパス変更を行います。

    「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.9 rcxadm imagemgr」を参照し、イメージファイル格納フォルダーのパスを変更します。
    イメージファイルがコピーされるため、時間がかかる場合があります。

    マネージャーをクラスタで運用している場合、「マネージャーをクラスタで運用している場合の設定」を参照し、イメージファイル格納フォルダーのパスを変更してください。

  5. マネージャーを起動します。

    「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照し、マネージャーを起動してください。

  6. RORコンソールの[イメージ一覧]タブに表示されているイメージが変更前と同じか確認します。


マネージャーをクラスタで運用している場合の設定

使用しているマネージャーのOSによって、処理が異なります。

【Windowsマネージャー】

  1. レジストリーのレプリケーション設定を削除します。

    マネージャーの共有ディスクをオンライン、共有ディスク以外のクラスタリソースはすべてオフラインにしてください。
    そのあと、クラスタリソースに登録されている[Deployment Service]リソースのレジストリーのレプリケーション設定から、以下のレジストリーキーを削除してください。

    • x64の場合

      SOFTWARE\Wow6432Node\Fujitsu\SystemcastWizard\ResourceDepot

    • x86の場合

      SOFTWARE\Fujitsu\SystemcastWizard\ResourceDepot

    以下の手順で、削除を行います。

    1. [フェールオーバー クラスタ管理]画面の画面中央に表示される[RC-manager の概要]の[その他のリソース]の [Deployment Service]リソースを右クリックし、表示されたメニューで[プロパティ(R)]を選択します。

      [Deployment Serviceのプロパティ]画面が表示されます。

    2. [レジストリのレプリケーション]タブで、上記のレジストリーキーを選択します。

    3. [削除(R)]ボタンをクリックします。

      "ルート レジストリ キー"一覧から削除されます。

    4. レジストリーキーの削除が終わったら、[適用(A)]ボタンをクリックします。

    5. [OK]ボタンをクリックし、ダイアログを閉じます。

  2. イメージファイル格納フォルダーのパス変更を行います。

    「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.9 rcxadm imagemgr」を参照し、イメージファイル格納フォルダーのパスを変更します。
    イメージファイルがコピーされるため、時間がかかる場合があります。

    クラスタリソースを保持するどちらか一方のノード上で、rcxadm imagemgrコマンドを実行してください。
    また、変更後のイメージファイル格納フォルダーは、共有ディスク上のフォルダーを指定してください。

  3. レジストリーのレプリケーション設定を設定します。

    手順1.で削除した上記のレジストリーキーを、[Deployment Service]リソースのレジストリーのレプリケーション設定に再設定します。
    以下の手順で、設定を行います。

    1. [フェールオーバー クラスタ管理]画面の画面中央に表示される[RC-manager の概要]の[その他のリソース]の [Deployment Service]リソースを右クリックし、表示されたメニューで[プロパティ(R)]を選択します。

      [Deployment Serviceのプロパティ]画面が表示されます。

    2. [レジストリのレプリケーション]タブの[追加(D)]ボタンをクリックします。

      [レジストリ キー]画面が表示されます。

    3. [ルート レジストリ キー(R)]に上記のレジストリーキーを設定します。

    4. [OK]ボタンをクリックします。

    5. レジストリーキーの設定が終わったら、[適用(A)]ボタンをクリックします。

    6. [OK]ボタンをクリックし、ダイアログを閉じます。

【Linuxマネージャー】

  1. 共用ディスクをプライマリーノードにマウントします。

    OSの管理者権限でプライマリーノードの管理サーバにログインし、管理サーバ用の共用ディスクをプライマリーノードにマウントします。

  2. イメージファイル格納ディレクトリのパス変更を行います。

    「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.9 rcxadm imagemgr」を参照し、イメージファイル格納ディレクトリのパスを変更します。

    イメージファイルがコピーされるため、時間がかかる場合があります。

    プライマリーノード上で、rcxadm imagemgrコマンドを実行してください。

    また、変更後のイメージファイル格納ディレクトリは、共用ディスク上のディレクトリを指定してください。

  3. 共用ディスクをプライマリーノードからアンマウントします。

    手順1.でマウントした共用ディスクをプライマリーノードからアンマウントします。