以下の手順で、イメージファイル格納フォルダーのパスを変更します。
RORコンソールの[イメージ一覧]タブに表示されているイメージを確認します。
OSの管理者権限で管理サーバにログインします。
マネージャーを停止します。
「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照し、マネージャーを停止してください。
イメージファイル格納フォルダーのパス変更を行います。
「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.9 rcxadm imagemgr」を参照し、イメージファイル格納フォルダーのパスを変更します。
イメージファイルがコピーされるため、時間がかかる場合があります。
マネージャーをクラスタで運用している場合、「マネージャーをクラスタで運用している場合の設定」を参照し、イメージファイル格納フォルダーのパスを変更してください。
マネージャーを起動します。
「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照し、マネージャーを起動してください。
RORコンソールの[イメージ一覧]タブに表示されているイメージが変更前と同じか確認します。
マネージャーをクラスタで運用している場合の設定
使用しているマネージャーのOSによって、処理が異なります。
【Windowsマネージャー】
レジストリーのレプリケーション設定を削除します。
マネージャーの共有ディスクをオンライン、共有ディスク以外のクラスタリソースはすべてオフラインにしてください。
そのあと、クラスタリソースに登録されている[Deployment Service]リソースのレジストリーのレプリケーション設定から、以下のレジストリーキーを削除してください。
x64の場合
SOFTWARE\Wow6432Node\Fujitsu\SystemcastWizard\ResourceDepot
x86の場合
SOFTWARE\Fujitsu\SystemcastWizard\ResourceDepot
以下の手順で、削除を行います。
[フェールオーバー クラスタ管理]画面の画面中央に表示される[RC-manager の概要]の[その他のリソース]の [Deployment Service]リソースを右クリックし、表示されたメニューで[プロパティ(R)]を選択します。
[Deployment Serviceのプロパティ]画面が表示されます。
[レジストリのレプリケーション]タブで、上記のレジストリーキーを選択します。
[削除(R)]ボタンをクリックします。
"ルート レジストリ キー"一覧から削除されます。
レジストリーキーの削除が終わったら、[適用(A)]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンをクリックし、ダイアログを閉じます。
イメージファイル格納フォルダーのパス変更を行います。
「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.9 rcxadm imagemgr」を参照し、イメージファイル格納フォルダーのパスを変更します。
イメージファイルがコピーされるため、時間がかかる場合があります。
クラスタリソースを保持するどちらか一方のノード上で、rcxadm imagemgrコマンドを実行してください。
また、変更後のイメージファイル格納フォルダーは、共有ディスク上のフォルダーを指定してください。
レジストリーのレプリケーション設定を設定します。
手順1.で削除した上記のレジストリーキーを、[Deployment Service]リソースのレジストリーのレプリケーション設定に再設定します。
以下の手順で、設定を行います。
[フェールオーバー クラスタ管理]画面の画面中央に表示される[RC-manager の概要]の[その他のリソース]の [Deployment Service]リソースを右クリックし、表示されたメニューで[プロパティ(R)]を選択します。
[Deployment Serviceのプロパティ]画面が表示されます。
[レジストリのレプリケーション]タブの[追加(D)]ボタンをクリックします。
[レジストリ キー]画面が表示されます。
[ルート レジストリ キー(R)]に上記のレジストリーキーを設定します。
[OK]ボタンをクリックします。
レジストリーキーの設定が終わったら、[適用(A)]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンをクリックし、ダイアログを閉じます。
【Linuxマネージャー】
共用ディスクをプライマリーノードにマウントします。
OSの管理者権限でプライマリーノードの管理サーバにログインし、管理サーバ用の共用ディスクをプライマリーノードにマウントします。
イメージファイル格納ディレクトリのパス変更を行います。
「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.9 rcxadm imagemgr」を参照し、イメージファイル格納ディレクトリのパスを変更します。
イメージファイルがコピーされるため、時間がかかる場合があります。
プライマリーノード上で、rcxadm imagemgrコマンドを実行してください。
また、変更後のイメージファイル格納ディレクトリは、共用ディスク上のディレクトリを指定してください。
共用ディスクをプライマリーノードからアンマウントします。
手順1.でマウントした共用ディスクをプライマリーノードからアンマウントします。