ここでは、ネットワーク機器(仮想アプライアンス)の保守手順について説明します。
テナント追加のために、仮想アプライアンスであるIPCOM VAを追加するケースを想定した追加手順について説明します。
なお、ここではIPCOM VAに関連する作業を中心に説明しています。
特に記述がない場合、以下の作業はインフラ管理者が行います。
追加するネットワーク構成を設計します。
テナントの使用する仮想ファブリック(VFAB)を決定し、イーサネット・ファブリックスイッチ(Converged Fabric)にVFABの設定を行います。(ネットワーク機器の管理者)
IPCOM VAのインストールとセットアップを行います。
その際、IPCOM VXの仮想マシンインターフェースに手順1で決定した仮想ファブリックのVFAB VLAN IDを設定します。(ネットワーク機器の管理者)
ネットワーク機器の管理者から、追加したIPCOM VAとVFABの情報を入手します。
入手した情報から、ネットワーク構成情報(XML定義)を作成します。
テナントで使用するサーバを追加する場合、サーバのリソースを登録します。
テナントの作成、およびテナント管理者の登録を行います。
作成したネットワーク構成情報を登録します。
ネットワーク構成情報の登録は、rcxadm netconfig importコマンドで行います。
テナントのリソースプールに追加したサーバおよびIPCOM VAを登録します。