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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 導入ガイド
FUJITSU Software

付録E 冗長構成のActive Directoryを利用する場合の移行手順

ここでは、ServerView Operations Managerのシングルサインオン機能で利用するActive Directoryを、1台から2台に変更して運用する場合の移行手順について説明します。なお、本手順ではActive Directoryが冗長構成になっていることを前提とします。

Active Directoryを冗長構成にして運用することで、一方のドメインコントローラーが故障した場合でも、自動で他方のドメインコントローラーに切り替えて運用を継続することができます。


事前準備

移行手順

  1. マネージャーを停止します。

    マネージャーの停止方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

  2. シングルサインオンで利用するディレクトリサービス接続情報を登録します。

    rcxadm authctl syncコマンドを使用して、ServerView Operations Managerに登録されている2台分の接続情報をマネージャーに登録します。

    rcxadm authctl syncコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.4 rcxadm authctl」を参照してください。

  3. バックアップホストの証明書を確認します。

    rcxadm authctl diffcertコマンドを使用して、バックアップホストの認証局証明書(キーストア)の別名を確認します。

    rcxadm authctl diffcertコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.4 rcxadm authctl」を参照してください。

  4. バックアップホストの証明書を登録します。

    手順3.で確認したバックアップホストの認証局証明書(キーストア)の別名を登録します。
    登録方法については、「運用ガイド CE」の「8.10.1.2 証明書の登録」を参照してください。

  5. マネージャーを起動します。

    マネージャーの起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。