ここでは、アンインストールする前に、準備と確認が必要な事項について説明します。
アンインストールする前の注意事項
物理L-Serverのシステムイメージやクローニングイメージの確認
本製品により生成されたL-Server、および本製品で採取されたシステムイメージやクローニングイメージは削除されます。
イメージ格納ディレクトリを変更している場合、本製品で採取されたシステムイメージやクローニングイメージは、イメージファイル格納ディレクトリに残ります。
HBA address renameの確認
HBA address renameを利用している場合、マネージャーにより、管理対象サーバのHBAにWWNが設定されています。
マネージャーをアンインストールする場合、必ず以下の順番で行ってください。
サーバの削除 (注)
マネージャーのアンインストール
注) サーバの削除方法については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「9.2 管理対象サーバの削除」を参照してください。
注意
HBA address renameを利用している場合、サーバの削除を行わずにマネージャーをアンインストールすると、サーバのWWNが工場出荷状態にリセットされません。
必ず、サーバ削除後にマネージャーをアンインストールしてください。
WWNがリセットされないまま運用した場合、ほかのサーバへ同じWWNが設定されたときに、同一ボリュームアクセスによってデータが破損する危険性があります。
定義ファイル
本製品を利用する際に作成した各種定義ファイルは、削除されます。
必要な場合、本製品をアンインストールする前に以下のフォルダーをほかのフォルダーに退避(コピー)してください。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data
【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/custmize_data
BladeLogicと連携しない場合に使用するクローニングイメージの確認【Solarisゾーン】
本製品を利用する際に作成したクローニングイメージは、本製品のアンインストール時に削除されます。
必要な場合、本製品をアンインストールする前に以下のフォルダーをほかのフォルダーに退避(コピー)してください。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\vm_image
【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/vm_image
Navisphere CLIを発行する際に利用するセキュリティファイル
EMCストレージ利用時に作成したNavisphere用のセキュリティファイルは、削除されます。
必要な場合、本製品をアンインストールする前に退避(コピー)してください。
PCMIサービスの確認【Windowsマネージャー】
アンインストール時は、以下のサービスが実行されている必要があります。
FUJITSU PCMI(isje6-STFCTMGFJJE)
Windowsのコントロールパネルで[管理ツール]から[サービス]を開き、[サービス]画面でサービスの状態が"実行中"であることを確認してからアンインストールしてください。