RORコンソールの[L-Platform]タブで、サーバへのコンソール接続機能を利用する場合の設定変更方法について説明します。
コンソール接続機能を有効にすると、L-Platform詳細画面でサーバを選択した際、コンソール接続するための、[コンソール接続]ボタンが表示されます。
手順を以下に示します。
ポイント
本機能は、テナント管理者またはテナント利用者が、サーバの緊急の保守用に、L-Platform詳細画面からVM管理製品のコンソール接続を利用する機能です。
テナント管理者やテナント利用者が、VMホストにアクセスすることが可能になるため、インフラ管理者は、マルチテナントを考慮し、運用にリスクがないようセキュリティを適切に設定してください。
VMware vSphere 6.5以降を利用する場合は、「9.18 コンソール接続機能の設定(VMware vSphere6.5以降)」も実施してください。
以下のマニュアルを参照し、管理クライアントからコンソール接続するための設定を実施してください。
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「17.3 コンソールの利用」
エディタで設定ファイルを開きます。
設定ファイルは、以下に格納されています。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\RCXCTMG\MyPortal\config\managerview_config.xml
以下のキーと値を追加してください。
キー名 | 内容 |
---|---|
enable-console-connection-tenant-admin | true: テナント管理者でコンソール接続する機能を有効にします。 false: テナント管理者でコンソール接続する機能を無効にします。キーが未定義の場合も同様です。 |
enable-console-connection-tenant-user | true: テナント利用者でコンソール接続する機能を有効にします。 false: テナント利用者でコンソール接続する機能を無効にします。キーが未定義の場合も同様です。 |
ポイント
いずれかの設定を有効にした場合、兼任管理者に対しても[コンソール接続]ボタンが表示されます。
ファイルを保存します。
マネージャーを再起動します。
マネージャーの再起動については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。