以下の手順で、キャッシュ用ストレージプール(名前は"CsgStoragePool"で固定)にローカルストレージを割り当てます。
注意
以下の手順はVMware vSphereの例です。KVMの場合は、"/dev/sdX"を"/dev/vdX"に読み替える必要があります。
管理者アカウント(administrator)を使用して、本製品のコンソールにログインします。
以下のコマンドを実行して、「2.2 仮想アプライアンスのデプロイ」で追加したキャッシュ領域用の仮想ディスクが認識されていることを確認します。
以下の例では、追加した仮想ディスクが"/dev/sdb"として認識されています。
# csgadm storagepool diskscan /dev/sda1 [ 953.00 MiB] /dev/sda2 [ 27.94 GiB] /dev/sda3 [ 27.94 GiB] /dev/sda5 [ 27.94 GiB] /dev/sda6 [ 3.72 GiB] /dev/sdb [ 100.00 GiB] 1 disk 5 partitions 0 LVM physical volume whole disks 0 LVM physical volumes
以下のコマンドを実行して、キャッシュ用ストレージプールにローカルストレージを割り当てます。
# csgadm storagepool create -disk /dev/sdb
以下のコマンドを実行して、キャッシュ用ストレージプールにローカルストレージが割り当てられたことを確認します。
# csgadm storagepool show PV VG Fmt Attr PSize PFree /dev/sdb CsgStoragePool lvm2 a-- 100.00g 100.00g VG #PV #LV #SN Attr VSize VFree CsgStoragePool 1 0 0 wz--n- 100.00g 100.00g
参考
キャッシュ用ストレージプールを削除するには、以下のコマンドを実行します。
# csgadm storagepool remove
ストレージプール内にキャッシュが存在しない場合だけ、ストレージプールを削除できます。キャッシュの削除方法は、「7.1.2 データストアの削除」を参照してください。