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Interstage Big DataParallel Processing Server V1.2.2 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

5.16 IPMI シャットダウンエージェントの設定

HAクラスタで利用する、IPMIシャットダウンエージェントを設定します。

マスタサーバを二重化構成にする場合は、マスタサーバ(プライマリ)、マスタサーバ(セカンダリ)の両方で実施します。

Red Hat Enterprise Linux 6 の場合

  1. runlevel コマンドで、現在のランレベルを確認します。

    以下の場合、現在のランレベルは 3 です。

    # /sbin/runlevel <Enter>
    N 3
  2. chkconfig コマンドで、IPMI の利用可能状態を確認します。

    以下の場合、現在のランレベル 3 の IPMI はオフです。

    # /sbin/chkconfig --list ipmi <Enter>
    ipmi 0:オフ 1:オフ 2:オフ 3:オフ 4:オフ 5:オフ 6:オフ
  3. 現在のランレベルで IPMI がオフになっている場合、chkconfig コマンドでオンにし、service コマンドで IPMI を起動してください。

    # /sbin/chkconfig ipmi on <Enter>
    # /sbin/service ipmi start <Enter>

Red Hat Enterprise Linux 7 の場合

  1. systemctl コマンドで、現在のターゲットを確認します。

    以下の場合、現在のターゲットは multi-user.target です。

    # systemctl get-default <Enter>
    multi-user.target
  2. systemctl コマンドで、IPMI の利用可能状態を確認します。

    以下の場合、現在のターゲット multi-user.target の IPMI はオフです。

    # systemctl is-enabled ipmi <Enter>
    disabled
  3. 現在のターゲットで IPMI がオフになっている場合、systemctl コマンドでオンにし、systemctl コマンドで IPMI を起動してください。

    # systemctl enable ipmi <Enter>
    # systemctl start ipmi <Enter>

ポイント

仮想環境にマスタサーバを導入する場合、本設定は不要です。