HAクラスタで利用する、IPMIシャットダウンエージェントを設定します。
マスタサーバを二重化構成にする場合は、マスタサーバ(プライマリ)、マスタサーバ(セカンダリ)の両方で実施します。
Red Hat Enterprise Linux 6 の場合
runlevel コマンドで、現在のランレベルを確認します。
例
以下の場合、現在のランレベルは 3 です。
# /sbin/runlevel <Enter> N 3
chkconfig コマンドで、IPMI の利用可能状態を確認します。
例
以下の場合、現在のランレベル 3 の IPMI はオフです。
# /sbin/chkconfig --list ipmi <Enter> ipmi 0:オフ 1:オフ 2:オフ 3:オフ 4:オフ 5:オフ 6:オフ
現在のランレベルで IPMI がオフになっている場合、chkconfig コマンドでオンにし、service コマンドで IPMI を起動してください。
# /sbin/chkconfig ipmi on <Enter> # /sbin/service ipmi start <Enter>
Red Hat Enterprise Linux 7 の場合
systemctl コマンドで、現在のターゲットを確認します。
例
以下の場合、現在のターゲットは multi-user.target です。
# systemctl get-default <Enter> multi-user.target
systemctl コマンドで、IPMI の利用可能状態を確認します。
例
以下の場合、現在のターゲット multi-user.target の IPMI はオフです。
# systemctl is-enabled ipmi <Enter> disabled
現在のターゲットで IPMI がオフになっている場合、systemctl コマンドでオンにし、systemctl コマンドで IPMI を起動してください。
# systemctl enable ipmi <Enter> # systemctl start ipmi <Enter>
ポイント
仮想環境にマスタサーバを導入する場合、本設定は不要です。