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Interstage Big DataParallel Processing Server V1.2.2 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

5.12 ストレージシステム環境の準備

分散ファイルシステムに DFS を利用するには、ストレージシステムに対する共用LUNの作成、インターフェース(iSCSI、またはFibre Cannel)の設定、マルチパスの設定(インターフェースを二重化する場合)をそれぞれあらかじめ完了させておく必要があります。

ストレージシステム、インターフェース(iSCSI、またはFibre Cannel)の設定、および ETERNUS マルチパスドライバの導入・設定については、それぞれのマニュアルを参照してください。

注意

  • ETERNUSシステムとiSCSIインターフェースで接続する場合、iSCSIタイマー(node.session.timeo.replacement_timeout)の値を25秒に設定してください。iSCSIタイマーを設定する方法は、Linux のオンラインマニュアルなどを参照してください。

  • 仮想環境では、ETERNUS マルチパスドライバの導入・設定は不要です。

  • VMware環境でETERNUSシステムとFibre Channelインターフェースで接続する場合、以下のように設定してください。
    設定方法の詳細については、VMwareのマニュアルを参照してください。

    • DFSで使用する共有ディスクをRaw Device Mapping(RDM)で作成、互換モードを「物理」に設定

    • SCSIバス共有を「物理」に設定