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NetCOBOL for .NET V8.0 メッセージ集
FUJITSU Software

2.5.181 JMN5726I-S

@1@@2@はこのクラスまたはプログラムから参照できません.

引数の説明

@1@:

メソッド,プロパティまたはフィールド.

@2@:

エラーの原因となったメソッド名,プロパティ名,またはフィールド名.

      public class CS5726 {
          private int M5726() {
              return 1;
          }
      }
    
      000001 IDENTIFICATION DIVISION.
      000002 PROGRAM-ID.    P5726.
      000003 ENVIRONMENT    DIVISION.
      000004 CONFIGURATION   SECTION.
      000005 REPOSITORY.
      000006     CLASS CS5726.
      000007 DATA           DIVISION.
      000008 WORKING-STORAGE SECTION.
      000009 01 WOBR        OBJECT REFERENCE CS5726.
      000010 01 ANS         PIC S9(9) COMP-5.
      000011 PROCEDURE      DIVISION.
      000012     INVOKE WOBR "M5726" RETURNING ANS
      000013 END PROGRAM    P5726.
    

P5726.cob (12) : JMN5726I-S メソッドM5726はこのクラスまたはプログラムから参照できません.

詳細な説明

指定したメンバ(メソッドまたはプロパティ/フィールド)が,現在解析中のソース単位からアクセスできない属性を持っています.このエラーが出力される原因として以下があります.

  • PRIVATEメンバを,外部から参照しようとした.

  • INTERNALメンバを,別のアセンブリファイルに含まれるソース単位から参照しようとした.

  • PROTECTEDメンバを,派生クラスでないソース単位で参照しようとした.または派生クラス以外の型を通して参照しようとした.

以下の場合は対応することが可能です.

  • 既存のnetmoduleファイル内に存在するINTERNALメンバを参照したい場合は,COBOLcコマンドの/addmoduleオプションに該当のファイルを指定することで,同一アセンブリとしての参照が可能になります.

  • 自クラス内でPROTECTEDメンバをOVERRIDEしていて,かつ,OVERRIDE元の(親クラスの)メンバを参照したい場合は,定義済み一意名SUPERを使います.