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NetCOBOL for .NET V8.0 メッセージ集
FUJITSU Software

2.5.164 JMN5701I-S

翻訳オプション/mainに指定したプログラムの手続き部見出しには,USING指定やRETURNING指定を記述できません.

      000001 IDENTIFICATION DIVISION.
      000002 PROGRAM-ID.       C5701.
      000003 ENVIRONMENT    DIVISION.
      000004 DATA           DIVISION.
      000005 LINKAGE         SECTION.
      000006  01 LK            PIC X.
      000007 PROCEDURE      DIVISION USING LK.
      000008 END PROGRAM       C5701.
    

C5701.cob (2) : JMN5701I-S 翻訳オプション/mainに指定したプログラムの手続き部見出しには,USING指定やRETURNING指定を記述できません.

詳細な説明

NetCOBOL for .NETでは,アプリケーションの実行開始時に指定したパラメタを実行開始点のプログラムで受け取るためにホスト互換形式のパラメタを使用することはできません.また,アプリケーションからシステムへの復帰値は決まった型のものしか許されません.このため,RETURNING指定に記述した任意の型のデータ項目を使用できません.

次のいずれかの方法で修正してください.

  • アプリケーションの実行時に指定したパラメタの値を取得するには機能名ARGUMENT-NUMBER/ARGUMENT-VALUEに対応付けた呼び名を指定したDISPLAY文/ACCEPT文(コマンド行引数の取り出し)を使用してください.

  • アプリケーションからシステムへの復帰値を返す必要がある場合,特殊レジスタPROGRAM-STATUSまたはRETURN-CODEを使用してください.