Visual Studio 2005以降では、Webプロジェクト機能は各言語が個別に提供するのではなく、Microsoft Visual Web Developer が提供するように仕様変更されています。
NetCOBOL for .NETのV2.1L10以前のWebプロジェクトに対して、Microsoft Visual Web Developer内でのCOBOL言語サポートには以下の変更点があります。
ASP.NETのディレクティブに記述する、NetCOBOL for .NETを表す言語名は「cobol」から「Fujitsu.COBOL」に変更されました。ただし、既定の設定では、「cobol」という言語名もNetCOBOL for .NETに関連付けられています。
NetCOBOL for .NETに関連付けられているASP.NETページにコード宣言ブロック(<script runat="server">)またはコード表示ブロック(<% %>)を配置することはできません。
Microsoft Visual Web Developerでは、構成を変更することはできません。常に固定の構成「Debug|.NET」を用います。
Microsoft Visual Web Developerでは、ASP.NETページのLanguage属性と関連付けられたコードファイルの言語は一致していなければなりません。
グローバルアプリケーションクラス(.asax)に対して、コンポーネントをドラッグアンドドロップするなどのデザイン操作を行うことはできません。
.aspxファイルおよび.ascxファイルはコード分離モデルの形式でなければなりません。以前の形式のファイルは変換を行う必要があります。
Microsoft Visual Web Developerの詳しい仕様は、Visual Studioのドキュメントを参照してください。