発生するVL
Solaris版V10.1.0
原因
以下の可能性があります。
出力先のプリンタのポートが「FILE:」となっている。
帳票出力サーバから帳票管理サーバへ通信経路のネットワーク設定に誤りがある。
帳票出力サーバ側でホスト名解決の設定に誤りがあり、帳票管理サーバのホスト名が解決できない。
ネットワーク構成上、帳票出力サーバ側から帳票管理サーバのホスト名が解決できないにもかかわらず、帳票管理サーバの環境設定ファイルのMyHostNameキーまたはMyHostNameIPv6キーを指定していない(ネットワーク負荷分散装置使用時など)。
出力先のプリンタの設定で、「プリンタに直接印刷データを送る」が指定されている。
対処
原因に応じて以下の対処を行ってください。
出力先のプリンタのポートをプリンタの接続先に合わせて、正しく設定してください。
帳票出力サーバのネットワーク設定を確認する、またはゲートウェイ、ルータなどのネットワーク経路が正しく設定されているかを確認してください。
帳票出力サーバのDNSまたはhostsの設定を確認してください。
ネットワークの設定方法については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”を参照してください。または3.3.8 帳票の出力状態が「配信依頼」、「配信待ち」、または「接続エラー」のままとなり、帳票が出力されないも参照してください。
帳票管理サーバの環境設定ファイルのMyHostNameキーまたはMyHostNameIPv6キーに、帳票出力サーバから通信を受け付けるホスト名またはIPアドレスを指定してください。
到着通知パネルにエラーが表示されます。[削除]ボタンをクリックしてください。帳票の出力状態は「中止」となります。
出力先のプリンタの詳細設定で「プリンタに直接印刷データを送る」の選択を解除し、帳票を再度出力してください。