詳細
このとき、ソースが「ListCREATOR:MeFt」の以下のメッセージが帳票出力サーバのイベントログに出力されます(ERROR CODEの値の先頭2桁が"86")。
WRITE error. ERROR CODE : 86-0bb6-00000000-00000057 PRTID : 帳票名
この現象は、List Manager 帳票出力インタフェース、またはCOBOLアプリケーション連携機能を使用した場合に発生します。
発生するVL
Solaris版V10.1.0
原因
以下のいずれかの設定により、スプールデータのデータ種別がEMFとなっている可能性があります。
Windowsのプリンタ画面の各プリンタのプロパティで、詳細設定の[詳細な印刷機能を有効にする]がチェックされている。
プリンタドライバ個別の設定で、スプールデータのデータ種別がEMFに設定されている。Windows環境では、EMFデータのスプールサイズには上限値が存在します。
このため、大量ページの帳票を印刷すると、正常に印刷が完了せずエラーが発生する場合があります。
対処
原因に応じて以下の対処を行い、スプールデータの種別をRAWに変更してください。
Windowsのプリンタ画面の各プリンタのプロパティで、詳細設定の[詳細な印刷機能を有効にする]のチェックをはずす。
プリンタドライバ個別の設定でスプールデータのデータ種別をRAW に設定する。
ポイント
EMFデータのスプールサイズの上限は、Windowsのバージョンレベルによって異なります。詳細については、Windowsのサポート情報を確認してください。
スプールデータの種別を変更する場合、必ず[標準の設定]ボタンを選択して変更してください。ただし、[標準の設定]ボタンを選択し、スプールデータの種別を変更する方法は、プリンタドライバによって異なります。
操作の詳細は、各プリンタドライバのドキュメントなどを参照してください。
スプールデータのデータ種別をEMFからRAWに変更した場合、帳票の出力状態が「出力保留」の帳票を保留解除するとき、ページ範囲を指定するとエラーとなります。