バックアップ手順について説明します。
ここでは、バックアップ資源格納用ディレクトリを以下のディレクトリとして説明しています。バックアップを実施する前にディレクトリを作成してください。
X:\Backup
/backup
バックアップは以下の手順で行います。
ISIの停止
資源のバックアップ
ISIの起動
各手順の詳細を以降で説明します。
バックアップを行う前に、ISIを停止してください。停止手順については、“1.1 ISIサーバの運用管理”の“1.1.2 停止”を参照してください。
バックアップ手順について説明します。
バックアップは、以下の手順で行います。
ISI環境資源のバックアップ
APS環境資源のバックアップ
各手順の詳細を以降で説明します。
ISI環境資源のバックアップは、以下のコマンドを実行します。
isibackup X:\Backup\isi
isibackup /backup/isi
ポイント
バックアップ資源格納用ディレクトリのパスに空白を含むパスは指定できません。
指定したディレクトリが存在しない場合は、指定したディレクトリが作成されます。
作成済みのディレクトリを指定する場合は、指定したディレクトリ配下が空の状態でバックアップ作業を行ってください。
isibackupコマンドは、バックアップ資源格納用ディレクトリ配下に“ISI”、“FM”ディレクトリを作成後、その配下にISI資源をバックアップします。
コマンド実行時にシステムログに “MQD6063”のメッセージが出力される場合がありますが、動作に影響はありません。
APS環境資源をバックアップします。APS環境資源のバックアップの詳細は、“Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)”を参照して実施してください。
Java EE 6の資源、Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)の資源のバックアップの詳細は、“Interstage Application Server Java EE運用ガイド(Java EE 6編)”を参照して実施してください。
Interstage HTTP Server 2.2の資源のバックアップの詳細は、“Interstage HTTP Server 2.2 運用ガイド”を参照して実施してください。
バックアップ対象の資源は、“3.1.1 バックアップ・リストア対象資源”を参照してください。
バックアップを行ったあと、ISIを起動してください。起動手順については、“1.1 ISIサーバの運用管理”の“1.1.1 起動”を参照してください。