アウトバウンドのSOAPアダプタでSOAPメッセージを送信する場合のチューニングについて説明します。
リクエスト送信からレスポンスが返ってくるまでの待機時間です。この時間を超えてもリクエスト送信先のWebサービスからレスポンスが返信されない場合は、シーケンスにエラーが通知されます。
レスポンスタイムアウト時間は、アウトバウンドのSOAPのサービスエンドポイント定義で指定してください。
ISIサーバからアウトバウンドSOAPアダプタを呼び出す場合の同時呼出し数を定義します。アダプタ同時呼出し数として、以下が設定できます。
最大プールサイズ
最大待ち時間
アウトバウンドSOAPアダプタの同時呼出し数は、asadmin setコマンドで設定します。asadminコマンドの詳細は、“Interstage Application Server Java EE運用ガイド(Java EE 6編)”の“コネクタ接続プールの定義項目”を参照してください。
実行例
<Interstageインストールディレクトリ>\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin set resources.connector-connection-pool.esisoapadapter-Unit01.max-pool-size=64 <Interstageインストールディレクトリ>\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin set resources.connector-connection-pool.esisoapadapter-Unit01.max-wait-time-in-millis=120000
/opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin set resources.connector-connection-pool.esisoapadapter-Unit01.max-pool-size=64 /opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin set resources.connector-connection-pool.esisoapadapter-Unit01.max-wait-time-in-millis=120000
※Unit01:ISI実行環境名
設定項目の詳細については、“Interstage Application Server Java EE運用ガイド(Java EE 6編)”の“コネクタのチューニング”の“プール内の接続数”を参照してください。