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Interstage Service Integrator V9.7.0 Java EE運用ガイド
FUJITSU Software

2.1.8 アウトバウンドSOAPアダプタのチューニング

アウトバウンドのSOAPアダプタでSOAPメッセージを送信する場合のチューニングについて説明します。

2.1.8.1 レスポンスタイムアウト時間

リクエスト送信からレスポンスが返ってくるまでの待機時間です。この時間を超えてもリクエスト送信先のWebサービスからレスポンスが返信されない場合は、シーケンスにエラーが通知されます。

レスポンスタイムアウト時間は、アウトバウンドのSOAPのサービスエンドポイント定義で指定してください。

2.1.8.2 アダプタ同時呼出し数

ISIサーバからアウトバウンドSOAPアダプタを呼び出す場合の同時呼出し数を定義します。アダプタ同時呼出し数として、以下が設定できます。

アウトバウンドSOAPアダプタの同時呼出し数は、asadmin setコマンドで設定します。asadminコマンドの詳細は、“Interstage Application Server Java EE運用ガイド(Java EE 6編)”の“コネクタ接続プールの定義項目”を参照してください。

実行例

<Interstageインストールディレクトリ>\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin set resources.connector-connection-pool.esisoapadapter-Unit01.max-pool-size=64
<Interstageインストールディレクトリ>\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin set resources.connector-connection-pool.esisoapadapter-Unit01.max-wait-time-in-millis=120000

/opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin set resources.connector-connection-pool.esisoapadapter-Unit01.max-pool-size=64
/opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin set resources.connector-connection-pool.esisoapadapter-Unit01.max-wait-time-in-millis=120000

Unit01:ISI実行環境名

設定項目の詳細については、“Interstage Application Server Java EE運用ガイド(Java EE 6編)”の“コネクタのチューニング”の“プール内の接続数”を参照してください。