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Interstage Service Integrator V9.7.0 運用ガイド
FUJITSU Software

3.2.2 リストア手順(クラスタ環境の場合)

クラスタ環境におけるリストア手順について説明します。

クラスタを構成する各ノード(運用ノード、待機ノード)で、資源のリストアを行います。リストアは、以下の手順で行います。

  1. リストア前の作業

  2. 運用ノードのリストア

  3. 待機ノードのリストア

  4. クラスタシステムへのリソース登録

3.2.2.1 リストア前の作業

“ISI 導入ガイド”の“クラスタシステムのセットアップ”を参照し、以下を実施してください。実施済みの場合、本手順は不要です。

“セットアップの流れ”から順番に“データベースのセットアップ”の“事前準備”まで実施してください。

“セットアップの流れ”から順番に“ISI基盤環境のセットアップ”の“運用ノードのセットアップ”の“ISI基盤環境のセットアップ準備”まで実施してください。
その後、待機ノードに切り替えて、“待機ノードのセットアップ”にある“Interstage Application Serverのセットアップ”と“ISI基盤環境のセットアップ準備”を実施してください。

3.2.2.2 運用ノードのリストア

運用ノードのリストアは、以下の手順で行います。

  1. 運用ノードのオンライン化

  2. ISIの停止

  3. データベース環境資源のリストア

  4. APS環境資源のリストア

  5. ISI環境資源のリストア

  6. ISIの起動

  7. キュー間転送環境の構築

  8. MQD利用時の環境構築

各手順の詳細を説明します。

運用ノードのオンライン化

クラスタシステムから対象のノードをオンラインにしてください。

ISIの停止

ISIのサービスのリソースがクラスタシステムに登録されている場合
クラスタシステムからISIのサービスのリソースをオフラインにしてください。

ISIのサービスのリソースがクラスタシステムに登録されていない場合
1.1 ISIサーバの運用管理”の“1.1.2 停止”を参照し、ISIを停止してください。

データベース環境資源のリストア

3.1.3.2 資源のリストア”にある“データベース環境資源のリストア”の手順に従ってください。

APS環境資源のリストア

APS環境資源のリストアは、“Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)”の“リストア手順(クラスタ環境の場合”を参照してください。
このとき、ノード1を運用ノードに読み替えて、運用ノードだけで資源をリストアしてください。

ISI環境資源のリストア

3.1.3.2 資源のリストア”にある“ISI環境資源のリストア”の手順に従ってください。

ISIの起動

ISIのサービスのリソースがクラスタシステムに登録されている場合
クラスタシステムからISIのサービスのリソースをオンラインにしてください。

ISIのサービスのリソースがクラスタシステムに登録されていない場合
1.1 ISIサーバの運用管理”の“1.1.1 起動”を参照し、ISIを起動してください。

キュー間転送環境の構築

キュー間転送機能を利用している場合、“3.1.3.6 キュー間転送環境の構築”の手順に従ってください。キュー間転送機能を利用していない場合、本手順は不要です。

MQD利用時の環境構築

MQDを利用したメッセージの送受信を行っている場合、“3.1.3.7 MQD利用時の環境構築”の手順に従ってください。MQDを利用したメッセージの送受信を行っていない場合、本手順は不要です。

3.2.2.3 待機ノードのリストア

待機ノードのリストアは、以下の手順で行います。

  1. 待機ノードのオンライン化

  2. ISIの停止

  3. データベース環境資源のリストア

  4. APS環境資源のリストア

  5. ISI環境資源のリストア

  6. ISIの起動

  7. キュー間転送環境の構築

  8. MQD利用時の環境構築

各手順の詳細を説明します。

待機ノードのオンライン化

クラスタシステムから対象のノードをオンラインにしてください。

ISIの停止

ISIのサービスのリソースがクラスタシステムに登録されている場合
クラスタシステムからISIのサービスのリソースをオフラインにしてください。

ISIのサービスのリソースがクラスタシステムに登録されていない場合
1.1 ISIサーバの運用管理”の“1.1.2 停止”を参照し、ISIを停止してください。

データベース環境資源のリストア

3.1.3.2 資源のリストア”にある“データベース環境資源のリストア”を参照し、以下の手順を実施してください。

APS環境資源のリストア

APS環境資源のリストアは、“Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)”の“リストア手順(クラスタ環境の場合”を参照してください。
このとき、ノード2を待機ノードに読み替えて、待機ノードだけで資源をリストアしてください。

ISI環境資源のリストア

3.1.3.2 資源のリストア”にある“ISI環境資源のリストア”の手順に従ってください。

ISIの起動

ISIのサービスのリソースがクラスタシステムに登録されている場合
クラスタシステムからISIのサービスのリソースをオンラインにしてください。

ISIのサービスのリソースがクラスタシステムに登録されていない場合
1.1 ISIサーバの運用管理”の“1.1.1 起動”を参照し、ISIを起動してください。

キュー間転送環境の構築

キュー間転送機能を利用している場合、“3.1.3.6 キュー間転送環境の構築”を参照し、“MQDシステムの作成”の手順だけ実施してください。キュー間転送機能を利用していない場合、本手順は不要です。

MQD利用時の環境構築

MQDを利用したメッセージの送受信を行っている場合、“3.1.3.7 MQD利用時の環境構築”の手順に従ってください。MQDを利用したメッセージの送受信を行っていない場合、本手順は不要です。

3.2.2.4 クラスタシステムへのリソース登録

クラスタシステムへのリソース登録を行います。リソース登録は、以下の手順で行います。登録済みの場合、本手順は不要です。

  1. 運用ノードのオンライン化

    クラスタシステムから対象のノードをオンラインにしてください。

  2. クラスタシステムへのリソース登録

    セットアップ時に登録したリソースを登録してください。
    リソースの登録は、“ISI 導入ガイド”の“クラスタシステムのセットアップ”の“クラスタシステムへのリソース登録”と“クラスタシステムへのISIのリソース登録”を参照してください。

  3. ISIの起動

    クラスタシステムからISIのサービスのリソースをオンラインにしてください。

  1. 運用ノードのオンライン化

    クラスタシステムから対象のノードをオンラインにしてください。

  2. 運用ノードで状態遷移プロシジャの登録

    セットアップ時に生成して登録した状態遷移プロシジャを登録してください。
    状態プロシジャの登録は、“ISI 導入ガイド”の“クラスタシステムのセットアップ”にある以下を参照してください。

    • “ISI基盤環境のセットアップ”の“運用ノードのセットアップ”の“状態遷移プロシジャの生成”と“状態遷移プロシジャの登録”

    • “ISIのセットアップ”の“運用ノードのセットアップ”の“状態遷移プロシジャの生成”と“状態遷移プロシジャの登録”

  3. 待機ノードのオンライン化

    クラスタシステムから対象のノードをオンラインにしてください。

  4. 待機ノードで状態遷移プロシジャの登録

    セットアップ時に登録したリソースを登録してください。
    リソース登録の詳細は、“ISI 導入ガイド”の“クラスタシステムのセットアップ”にある以下を参照してください。

    • “ISI基盤環境のセットアップ”の“待機ノードのセットアップ”の“状態遷移プロシジャの生成”と“状態遷移プロシジャの登録”

    • “ISIのセットアップ”の“待機ノードのセットアップ”の“状態遷移プロシジャの生成”と“状態遷移プロシジャの登録”

  5. 運用ノードのオンライン化

    クラスタシステムから対象のノードをオンラインにしてください。

  6. リソース登録

    セットアップ時の登録したリソースを登録してください。
    リソースの登録は、“ISI 導入ガイド”の“クラスタシステムのセットアップ”にある以下を参照してください。

    • “ISI基盤環境のセットアップ”の“リソース登録”

    • “ISIのセットアップ”の“リソース登録”