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Systemwalker Cloud Business Service Management V1.0.0 ITサービス管理 管理者ガイド
FUJITSU Software

9.7 運用分析ダッシュボードへの接続情報を設定する

運用分析ダッシュボードへの接続情報を設定します。

事前の確認

  • 運用分析ダッシュボードのセットアップが完了していることを確認してください。
  • 手順の中で、接続先の管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレスを指定します。ホスト名を指定する場合は、名前解決ができることを確認してください。

目的・背景

運用分析ダッシュボードへの接続情報を設定すると、以下の機能を利用することができます。

  • 以下のFAQとチケットが回答候補として提示されます。
    • [有効/無効][有効]のFAQ
    • [状態][クローズ]のチケット

    FAQとチケットは、それぞれ[有効]および[クローズ]に更新後、1時間程度で自動提示の対象となります。

    運用者は、自動提示された回答候補を引用して回答や回送することができるため、問合せ文章からキーワードを抽出して、FAQや過去事例の検索を繰り返す手間がなくなります。

  • 利用者グループが、Webコンソール(利用者用)から、自然文でFAQを検索することができます。

手順

  1. Webservice定義に管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレスを設定します。
    1. 管理者権限を持つ運用者でWebコンソール(運用者/管理者用)にログインします。
    2. [管理]画面の[システム管理]欄の[Webサービス]をクリックします。
    3. [ウェブサービス一覧]から[ElasticSearchLinker]をクリックします。
    4. [リクエスターとしてのOTRS]欄にある[ネットワーク・トランスポート]右の[設定]ボタンをクリックします。
    5. [ホスト]欄に以下の値を入力します。
      http://管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレス:運用分析ダッシュボードのITサービス管理連携機能のポート番号
    6. [保存して終了]をクリックします。
  2. システムコンフィグを設定します。
    1. 管理者権限を持つ運用者でWebコンソール(運用者/管理者用)にログインします。
    2. ナビゲーション・バーの[管理]をクリックします。
    3. [管理]画面で、[システム管理][システムコンフィグ]をクリックします。
    4. [システムコンフィグ]画面で、[選択した設定グループへ移動][Ticket]を選択します。
    5. [結果][サブグループ]の一覧で[Frontend::Agent::Ticket::ViewAnswerCandidate]をクリックします。
    6. [設定を編集 in Ticket -> Frontend::Agent::Ticket::ViewAnswerCandidate]の、[Ticket::Frontend::AgentAddArticleFromLink::EnableFlag][はい]を選択します。
    7. [更新]をクリックします。