オープンサーバでのレプリケーション業務は、Linkexpressの業務定義を用いて作成します。
Linkexpressの業務定義の使用方法、業務の設計の考え方などは、Symfoware抽出レプリケーションと同じです。“1.1.8 レプリケーション業務の作成”または“2.1.6 レプリケーション業務の作成”を参照してください。ただしOracle抽出レプリケーションの場合は、以下を読み替えてください。
コマンド名
Oracle抽出レプリケーションの場合は、コマンド名を読み替える必要があります。以下にコマンド名と参照先を説明します。
コマンド | Symfoware抽出 | Oracle抽出 |
---|---|---|
コマンド名:lxextdb | コマンド名:lxrpoext | |
コマンド名:lxcmtdb | コマンド名:lxrpocmt |
レプリケーションを運用するには、各データベースに対してセキュリティを考慮したユーザIDの設定が必要です。設定方法については“システム設計ガイド”の“ユーザIDの準備”を参照してください。
なお、定義ファイル作成コマンド(lxrpomkdefコマンド)により、業務定義ファイルの雛型を作成することができます。詳細は、“コマンドリファレンス”の“lxrpomkdefコマンド”を参照してください。
Linkexpress Replication optionが提供する業務定義ファイル、および業務定義内の各イベントで実行されるバッチファイル、またはシェルスクリプトのサンプルは、“付録C サンプルファイル一覧”を参照してください。
レプリケーション業務の作成手順は、Symfoware抽出レプリケーションと同じです。“1.1.8.2 レプリケーション業務の作成手順”または“2.1.6.2 レプリケーション業務の作成手順”を参照してください。
表単位のレプリケーション業務の作成は、Symfoware抽出レプリケーションと同じです。“1.1.8.3 表単位のレプリケーション業務の作成”または“2.1.6.3 表単位のレプリケーション業務の作成”を参照してください。
なお、Oracle抽出レプリケーションの場合は、グループ単位のレプリケーションを使用することはできません。