Linkexpress Replication optionでは、一括差分複写を行うために、Symfoware ServerまたはEnterprise Postgresから差分ログを取得します。この時、差分ログは、トリガを使用してSymfoware ServerまたはEnterprise Postgresの表に蓄積されます。この表を含むスキーマ全体をレプリケーションオブジェクトスキーマと呼びます。
レプリケーションオブジェクトスキーマは、抽出定義を行うデータベース名に対して事前に作成しておく必要があります。作成は、レプリケーションサービスの開始を行ってから、Linkexpress Replication optionのコマンド(lxrepobjscmコマンド)を実行することにより行います。
参照
レプリケーションオブジェクトスキーマの詳細については、“システム設計ガイド”を参照してください。
注意
レプリケーションオブジェクトスキーマは、レプリケーションを行うデータベース名ごとに作成が必要です。
レプリケーションオブジェクトスキーマを削除する場合には、レプリケーションオブジェクトスキーマを作成したデータベースに属するすべての抽出定義を事前に削除しておく必要があります。削除は、レプリケーションサービスの開始を行ってから、Linkexpress Replication optionのコマンド(lxrepobjscmコマンド)を実行することにより行います。