Symfoware抽出レプリケーション (Postgres)を利用する場合のセットアップは以下の手順で行います。
レプリケーション運用のためのセットアップ
レプリケーションサービスの開始
レプリケーション対象のデータベースの作成
レプリケーションオブジェクトスキーマの作成
抽出定義
DBサービス定義
レプリケーション業務の作成
Symfoware抽出レプリケーションでは、複写元データベースがSymfoware Server (Postgres)またはEnterprise PostgresとSymfoware Server (Nativeインタフェース)の場合に、一部同じ名前のLinkexpress Replication optionのコマンドを使用します。そのため、Linkexpress Replication optionのコマンドを実行する場合には、レプリケーションの動作環境を示す環境変数の指定が必要です。
環境変数
Symfoware抽出レプリケーションのコマンド(lxrepから始まるコマンド)は、環境変数により複写元データベースを特定します。
Symfoware Server (Postgres)またはEnterprise Postgresを複写元データベースとする場合
環境変数LXREPCONFIGを指定してください。
Symfoware Server (Nativeインタフェース)を複写元データベースとする場合
RDBシステム名を付ける運用を行う場合
環境変数RDBNAMEを指定してください。
RDBシステム名を付けない運用を行う場合
環境変数RDBNAMEを指定しないでください。
注意
環境変数LXREPCONFIGと環境変数RDBNAMEを同時に指定した場合には、コマンドは動作できません。また、いずれも省略した場合には、RDBシステム名が付いていないSymfoware Server (Nativeインタフェース)が複写元データベースであると判断します。
参照
Linkexpress Replication optionのコマンドの詳細は、“コマンドリファレンス”を参照してください。