VMwareスクリプトは、仮想マシンのデータストア構成について、以下の構成をサポートします。
項番 | VMを構成するデータストア | スクリプトのサポート対象 | 備考 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
システム領域 | データ領域 | システム領域とデータ領域の配置 | システム領域だけ | システム領域とデータ領域 | ||
1 | VMFS-5非独立型 | なし | - | ○ | - | - |
2 | VMFS-5独立型(通常) | 同一ボリューム | × | - | - | |
3 | 別ボリューム | ○ | - | - | ||
4 | VMFS-5非独立型 | 同一ボリューム | × | ○ | 推奨 | |
5 | 別ボリューム | × | ○ | 推奨 | ||
6 | RDM物理互換モード | 別ボリューム | ○ | -(注) | 推奨 | |
7 | RDM仮想モード独立型(通常) | 別ボリューム | ○ | - | - | |
8 | RDM仮想モード非独立型 | 別ボリューム | × | - | - |
-: 対象外
○: サポート対象
×: サポート対象外
推奨: 「E.1 VMware仮想環境におけるバックアップ/リストアの全体像」で推奨している構成パターン
注: データ領域がRDM物理互換モードの場合は、AdvancedCopy Managerエージェントでデータ領域をバックアップ/リストアします。
VMwareスクリプトでバックアップ可能な構成例を以下に示します。図中のVM名の番号は、「表E.2 VMwareスクリプトがサポートするシステム領域とデータ領域の構成」の項番に該当します。
図E.4 システム領域だけバックアップ可能な構成例
図E.5 システム領域とデータ領域をセットでバックアップ可能な構成例
注: この構成の場合、システム領域だけのバックアップはできません。