管理対象サーバに接続されているデバイスに対して、ボリュームの種別を設定します。設定する種別は以下のとおりです。
バックアップしたいボリュームを、業務ボリュームとして定義します。
バックアップボリュームを用意します。業務ボリュームと同じサイズのボリュームを運用に応じて以下の本数を用意し、バックアップボリュームとして定義します。
運用形態 | 必要なバックアップボリュームの本数 |
---|---|
スナップショット型高速バックアップ | (保存世代数)本 |
同期型高速バックアップ | (保存世代数+1)本 |
この作業は、Webコンソールおよびswstdevinfosetコマンドで実施できます。
注意
LVMの論理ボリュームは、業務ボリュームまたはバックアップボリュームとして登録できません。ボリュームグループ単位で登録してください。
バックアップボリュームは、業務ボリュームとバイト単位まで同じサイズである必要があります。
業務ボリュームにボリュームグループを使用する場合は、以下のように論理ディスクを作成する必要があります。
1つのボリュームグループに複数の物理ディスクを登録しないでください。
1つの論理ディスクが複数の物理ディスクから構成されないように論理ディスクを作成してください。
システムが格納されているディスクや、AdvancedCopy Managerがインストールされているディスクは、バックアップ対象またはバックアップボリュームとしないでください。
業務ボリュームやバックアップボリュームとして登録したディスクを変更する場合は、構成を変更する前に業務ボリューム/バックアップボリュームの登録から削除し、構成変更後に再度「3.4.4 管理対象サーバ配下のデバイス情報の取込み」を行ってから、swstdevinfosetコマンドで登録する必要があります。
マウントされているデバイスは、バックアップボリュームに設定できません。業務ボリュームには設定できます。
登録した内容をWebコンソールまたはコマンドで確認した場合、Size欄に表示される値は物理ディスクサイズです。ボリュームグループを登録した場合も、ボリュームグループを構成する物理ディスクサイズです。
ポイント
登録した内容は、Webコンソールおよびswstdevdispコマンドで確認できます。