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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.6 運用ガイド
FUJITSU Storage

2.2 デーモンの起動

通常、デーモンは自動的に起動しますが、何らかの理由で起動に失敗した場合や一度デーモンを停止した場合は、各サーバで以下のコマンドを実行してデーモンを起動してください。

# /opt/swstorage/bin/startacm

注意

startacmコマンド実行前に、環境変数SWSTGNODEが設定されていないことを確認してください。

クラスタ運用している場合、デーモンはクラスタシステムにより自動的に起動します。

デーモンを個別に起動するとき

クラスタ運用している場合に、何らかの理由でAdvancedCopy Managerの業務を構成するデーモンを個別に起動するときの手順は、以下のとおりです。

AdvancedCopy Managerの業務単位(Storageローカル業務を含む)に起動する必要があります。業務ごとに以下の手順を繰り返してください。

  1. コマンドラインで、以下のコマンドを実行します。

    # ps -ef | grep stgxfws

    この結果

    /opt/FJSVswstf/bin/stgxfws logicalNodeName

    と表示されないことを確認します。表示された場合、デーモンはすでに起動しています。

  2. 環境変数SWSTGNODEに該当業務を行う論理ノード名を設定します。

  3. 通信デーモンを起動します。

    起動コマンドは、「9.4.1 通信デーモンの起動と停止」を参照してください。