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NetCOBOL V12.0 CBLサブルーチン ユーザーズガイド
FUJITSU Software

11.9 CBL_GET_SCR_GRAPHICS

1バイトまたは2バイトの図形文字コードを返却します。

指定方法

呼出しの記述
CALL "CBL_GET_SCR_GRAPHICS" USING 図形パラメタ
                            RETURNING 状態コード.
パラメタのデータ定義
01 図形パラメタ.
  02 図形フラグ             PIC 9(4) BINARY.
  02 図形バッファの大きさ   PIC 9(4) BINARY.
  02 図形バッファ OCCURS 15.
    03 上位バイト           PIC X.
    03 下位バイト           PIC X.
01 状態コード               PIC S9(4) COMP-5.
図形フラグ

図形文字コードを指定します。指定する図形文字のコードは以下のとおりです。

  • 0:スクリーン画面に適した図形文字のコード。(1バイトが有効ならば1バイトのコードを、1バイトが無効ならば2バイトコードを図形バッファに設定する)

  • 1:1バイトで表わすコードを取得する。

  • 2:2バイトで表わすコードを取得する。

図形バッファの大きさ

出力時に使用される図形バッファの大きさを指定します。すべての文字を取得する場合は30を指定します。

図形バッファ

図形文字のコードを設定する領域を指定します。獲得した図形文字のコードが1バイトの場合、上位バイトにLOW-VALUE,下位バイトに図形文字のコードが設定されます。2バイトの場合、上位バイトおよび下位バイトに図形文字コードが設定されます。

有効な図形文字のコードが存在しない場合、上位バイト、下位バイトにLOW-VALUEが設定されます。

図形文字は次の順序で格納されます。

上矢印、下矢印、右矢印、左矢印、最大、最小、チェック、復元、無線、スクロール、ラバーバンド、システムメニュー、エディタ図形、タブ文字、BTAB

復帰コード

復帰コードは、RETURNINGに指定した状態コードに設定されます。

状態コード
  • 0:成功

  • 1:要求した図形文字のコードが一部無効

  • 2:予約

  • 3:失敗

注意事項