BSIDX構造体は、出力ファイルが富士通COBOLファイルシステムの索引ファイルの場合に、インデックスを作成するための構造体です。
BSIDX構造体の領域を確保する際の領域の大きさは、BS_IDXTABSIZE(n)を使って求められます。BS_IDXTABSIZE(n)は、n個のインデックスの情報をもつBSIDX構造体の大きさを求めるマクロです。
typedef struct { unsigned char idx_flag; unsigned char reserve[3]; /* reserved */ unsigned long entry_no; BSIDXKEY idx_entry[1]; } BSIDX;
BSIDX構造体メンバー
以下では、BSIDX構造体のメンバーについて説明します。
idx_flag
インデックスの作成方法を指定します。
以下から選択して指定します。複数指定する場合は、その論理和を指定します。
定義値 | 意味 |
---|---|
BSIF_COMP | インデックスに圧縮キー指定を示します。 |
BSIF_CMPR | レコードのデータ圧縮指定を示します。 |
entry_no
インデックスの数を指定します。
上限値は、富士通COBOLファイルシステムの上限値に従います。
idx_entry[n]
インデックスフィールドを指定します。
詳細は、6.5.10 BSIDXKEY構造体を参照してください。