PowerSORTは、ソート処理を行う際に一時ファイルを作成します。
作成する一時ファイル量の概算式を以下に示します。なお、PowerSORTの作業域が入力データ量に対して充分与えられなかった場合、またはオプション機能を使用している場合には、以下の概算式を超えることがあります。このため、一時ファイルを作成するディレクトリには、充分な空きスペースのあるディレクトリを指定してください。
一時ファイル量=(管理領域+キー長+レコード長)×レコード件数
管理領域
PowerSORTの管理領域(固定値24)。
キー長
指定した各キーフィールドの長さを8の倍数に調整した値の総計
レコード長
指定したレコード長を8の倍数に調整した値
レコード件数
入力レコード件数
参照
環境変数TMPDIR
スタートアップファイルのBSORT_TMPDIR
実行環境オプション(-option)のtmpdirオペランド
bsrtopen関数におけるBSRTFILE構造体のtmpfile_tbl