MapアプリケーションまたはReduceアプリケーションに対して有効とする環境変数を以下の設定名で指定します。
COBOLの実行に必要なパスはあらかじめ設定されているため、指定する必要はありません。
設定内容 | 設定名 | 設定値 | 備考 |
---|---|---|---|
Mapアプリケーションの環境変数 | extjoiner.map.environment | 環境変数名=環境変数値 複数個指定する場合は空白区切りで指定します | 省略可 |
Reduceアプリケーションの環境変数 | extjoiner.reduce.environment | ||
指定例 | <name>extjoiner.reduce.environment</name> <value>CBR_MESSOUTFILE=message.txt</value> |
環境変数「LD_LIBRARY_PATH」に任意のパスを追加する場合、設定値の前に「${com.fujitsu.netcobol.ld_library_path}:」を追加してください。
例:
<name>extjoiner.reduce.environment</name> <value>LD_LIBRARY_PATH=${com.fujitsu.netcobol.ld_library_path}:/mnt/nfs/user/lib</value>
参考
実行用の初期化ファイル“COBOL.CBR”を使用することもできます。DFS上のMapReduceアプリケーションと同じパスに格納されている“COBOL.CBR”が使用されます。
MapアプリケーションまたはReduceアプリケーションに対して指定した環境変数と、実行用の初期化ファイル“COBOL.CBR”の内容が重複している場合、実行用の初期化ファイル“COBOL.CBR”の内容が優先されます。
参考
Hadoop連携機能により、MapアプリケーションおよびReduceアプリケーションに対して以下の環境変数が設定されます。
環境変数名 | 概要 |
MAPRED_TASK_ID | 個々のタスクに割り当てられたタスクID |
MAPRED_COUNTER_FILE | ユーザー定義カウンタを書き込むためのファイルの格納パス |