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NetCOBOL V12.0 ユーザーズガイド(Hadoop連携機能編)
FUJITSU Software

2.4 Apache Hadoop連携時の作業手順

Apache Hadoop環境で、Hadoop連携機能を利用する際の作業手順を示します。

[1] Apache Hadoopのシステム構築

Apache Hadoopを導入します。マスタサーバ、スレーブサーバ、HDFSの導入が完了したら、手順[2]に進んでください。

[2] NetCOBOL開発環境のインストール

COBOLアプリケーションをビルドするサーバにNetCOBOLの開発・運用パッケージをインストールします。

[3] NetCOBOL運用環境のインストール

マスタサーバおよびスレーブサーバにNetCOBOLの運用パッケージをインストールします。COBOLアプリケーションをビルドするサーバとしてマスタサーバを選択した場合は、マスタサーバにNetCOBOLの運用パッケージをインストールする必要はありません。

[4] NetCOBOL運用の環境設定

MapReduceアプリケーションは、マスタサーバからスレーブサーバへのリモートコマンド実行(デフォルトでは SSH)によって起動されます。MapReduceジョブ実行ユーザーのログインシェルに、実行に必要な情報(環境変数や権限等)を設定してください。

[5] Hadoop実行シェルの修正

利用するHadoopのバージョンに合わせて、Hadoop実行シェルを修正します。詳細は“Hadoopジョブの実行”を参照してください。

[6] MapReduceアプリケーションの開発

MapReduceアプリケーションは、NetCOBOLの開発環境を使用して開発します。詳細は“MapReduceアプリケーションの開発”を参照してください。

[7] 入力データをHDFSへ転送

Apache Hadoopのコマンドを使用して、入力データをHDFSに転送します。

[8] Hadoopジョブの実行

Hadoop実行シェルを利用して、MapReduceアプリケーションを実行します。詳細は“Hadoopジョ実行”を参照してください。