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NetCOBOL V12.0 ユーザーズガイド(Hadoop連携機能編)
FUJITSU Software

2.3 Interstage Big Data Parallel Processing Server連携時の作業手順

Interstage Big Data Parallel Processing Serverで、Hadoop連携機能を利用する際の作業手順を示します。

[1] Interstage Big Data Parallel Processing Serverのシステム構築

Interstage Big Data Parallel Processing Server を導入します。1台目のスレーブサーバの導入が完了したら、手順[2]に進んでください。

[2] NetCOBOL開発環境のインストール

COBOLアプリケーションをビルドするサーバにNetCOBOLの開発・運用パッケージをインストールします。

[3] NetCOBOL運用環境のインストール

開発実行環境サーバおよび1台目のスレーブサーバにNetCOBOLの運用パッケージをインストールします。COBOLアプリケーションをビルドするサーバとして開発実行環境サーバを選択した場合は、開発実行環境サーバにNetCOBOLの運用パッケージをインストールする必要はありません。

[4] NetCOBOL運用の環境設定

MapReduceアプリケーションは、マスタサーバからスレーブサーバへのリモートコマンド実行(デフォルトでは SSH)によって起動されます。MapReduceジョブ実行ユーザーのログインシェルに、実行に必要な情報(環境変数や権限等)を設定してください。

[5] Hadoop実行シェルの修正

利用するHadoopのバージョンに合わせて、Hadoop実行シェルを修正します。詳細は“Hadoopジョブの”を参照してください。

[6] スレーブサーバのクローニング

Interstage Big Data Parallel Processing Serverのクローニング機能を使用してスレーブサーバを追加します。

クローニング機能を使用しない場合は、各スレーブサーバに対してNetCOBOL運用環境のインストールとNetCOBOL運用の環境設定を行います。

[7] MapReduceアプリケーションの開発

MapReduceアプリケーションは、NetCOBOLの開発環境を使用して開発します。詳細は“MapReduceプリケーションの開発”を参照してください。

[8] Hadoopジョブの実行

Hadoop実行シェルを利用して、MapReduceアプリケーションを実行します。詳細は“Hadoop”を参照してください。