変更内容
BOM付きUTF-8ファイルを入力したときの動作が異なります。
BOMを入力情報の一部として読み込みます。
入力したファイルの1行目に有効になるべきキーワードが記述されている場合、キーワードの先頭にBOMが付加された状態で読み込まれるため、記述したキーワードが無効になっていることがあります。
BOMをUTF-8の識別コードと認識して、読み飛ばします。
入力したファイルの1行目に有効になるべきキーワードが記述されている場合、ファイルの先頭のBOMは読み飛ばされるため、記述したキーワードが有効になります。
影響
実行時の入力資源がBOM付きUTF-8ファイルの場合、V10.5までは1行目に記述した内容が無効になっていましたが、V11.0では1行目に記述した内容が有効になります。1行目がコメント行または空行などの有効な情報を持たない行である場合は、アプリケーションの動作に変更はありません。
対象になる実行時の入力資源は以下のとおりです。
実行用初期化ファイル
エントリ情報ファイル
クラス情報ファイル
印刷情報ファイル
プリンタ情報ファイル
対処方法
1行目を削除またはコメント化して、情報が無効になるように修正してください。