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NetCOBOL V12.0.0 リリース情報
FUJITSU Software

2.1.3 翻訳時のコード変換ライブラリの変更

変更内容

Interstage Charset Managerがインストールされていない環境において、翻訳時にCOPY文により画面帳票定義体を複写する場合、NetCOBOLのコード変換ライブラリを使用するように変更になりました。

これにより、Interstage Charset Managerがインストールされていない環境でも、以下の記述を含むCOBOLソースプログラムの翻訳が可能になりました。

COPY 原文名 OF XMDLIB
または
COPY 原文名 IN XMDLIB
V10.5以前

Interstage Charset Managerがインストールされた環境ではInterstage Charset Managerを使用し、Interstage Charset Managerがインストールされていない環境では、翻訳時メッセージJMN1671I-Sが出力され、翻訳に失敗していました。

JMN1671I-S 登録集原文の組込み中に入出力エラーが発生しました.登録集原文の組込みを中止します.
V11.0以降

Interstage Charset Managerがインストールされた環境ではInterstage Charset Managerを使用し、Interstage Charset Managerがインストールされていない環境では、NetCOBOLのコード変換ライブラリを使用します。

対処方法

V10.5.0までと同じようにInterstage Charset Managerを使用する場合は、環境変数LD_LIBRARY_PATHにInterstage Charset Managerの標準コード変換の64ビット版ライブラリの格納ディレクトリを指定してください。

LD_LIBRARY_PATH=/etc/opt/FSUNiconv/lib64