CTへのソフトウェアの配信条件として、以下の設定ができます。
新着ソフトウェアの確認
ダウンロード時に必要となるユーザー権限
クライアントポリシーの設定を行います。
手順は、以下のとおりです。
メインメニューにログインし、[環境設定]をクリックします。
→[環境設定]画面が表示されます。
[ポリシーグループ管理]をクリックします。
→以下の画面が表示されます。
[各種ポリシーのカスタマイズ]ボタンをクリックします。
→以下の画面が表示されます。
[基本動作ポリシー]タブのポリシー名のリンクをクリックします。
→以下の画面が表示されます。
[ソフトウェア配信]タブをクリックします。
→以下の画面が表示されます。
以下の項目を設定します。
項目 | 説明 |
---|---|
[自動的にダウンロード・実行する条件] |
ソフトウェアの新着確認では、ソフトウェアおよびパッチの新着確認を行います。 なお、CTでの新着ソフトウェアの確認は、1回だけとなります。 以下の状態の場合や操作を行った場合で、再度新着ソフトウェアの確認を行う場合は、再度ソフトウェアを登録し直す必要があります。 |
[ソフトウェアダウンロード後に自動実行する権限の指定] | ソフトウェアダウンロード後に自動実行する権限を指定します。
|
注意
ソフトウェアの自動ダウンロードは、[ソフトウェアダウンロード後に自動実行する権限の指定]によって以下の動作をします。
サービス権限
CTは画面に何も表示せずに、自動的にソフトウェアの実行を行います。
ログオンユーザー権限・指定したユーザー権限
これらの権限のソフトウェアは、以下の場合に自動ダウンロードを行います。
- Windowsログオン時
- 前日にPCをスタンバイとし、次の日にスタンバイから復帰した時
- ソフトウェアダウンロード画面を開いた時
- 指定時刻にWindowsログオンしているユーザーがいる場合
指定時刻にWindowsログオンしているユーザーがいない場合は、自動ダウンロードを行いません。
また、指定時刻にWindowsログオンしているユーザーがいる場合は、最初に一度“ソフトウェアのダウンロードを開始します。”ダイアログメッセージを表示します。
ダイアログメッセージに応答した後、「ログオンユーザー権限」および「指定したユーザー権限」のソフトウェアをすべて実行します。
ダイアログに応答しないまま放置した場合は、指定時刻の終了時刻になると自動的にダイアログを閉じ、ダウンロードをキャンセルします。
指定時刻の実行の場合、Windowsログオン時のソフトウェアの実行と異なり、ユーザーが画面を見ているとは限りません。そのため、ユーザーが画面を見ていない状態でソフトウェアを実行し、実行したソフトウェアが画面を表示したまま途中で止まってしまう現象を避けるため、あらかじめダイアログメッセージを表示します。
[ソフトウェアダウンロード後に自動実行する権限の指定]で [サービス権限]または[指定したユーザー権限]を設定した場合、ソフトウェアの実行時に権限が変更されるため、ネットワークドライブが利用できなくなります。
[ソフトウェアダウンロード後に自動実行する権限の指定]で[指定したユーザー権限]を設定した場合、指定する[ユーザー名]テキストボックスには、パスワード設定を行っているユーザー名を指定してください。パスワード設定を行っていないユーザー名を指定した場合、ソフトウェアの配信・適用が行えません。
[手動ダウンロードソフトウェアがあればメッセージを表示する]チェックボックスをチェックしている場合、Windowsへのログオン時に、上位サーバに新しいソフトウェアが登録されていると、通知ダイアログが表示されます。通知ダイアログが表示されている間、セキュリティパッチの適用が行われなくなります。
そのため、CTが導入されているPCが無人PCの場合は、[手動ダウンロードソフトウェアがあればメッセージを表示する]チェックボックスをチェックしないことをお勧めします。
[ソフトウェアダウンロード後に自動実行する権限の指定]で[指定したユーザー権限]を設定し、ログオンユーザー固有の情報を参照/更新するソフトウェアを配信した場合、ログオンしたユーザーと実行したユーザーが異なるため実行に失敗する場合があります。
ソフトウェアダウンロード画面からダウンロードして実行した場合は、ログオンユーザー権限となります。ポリシーで設定した権限で実行する場合は、CustomPolicy.exe(カスタム設定用ポリシーの変更)で設定を行ってください。
[適用]ボタンをクリックします。
→ソフトウェアの配信条件が設定されます。