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Systemwalker Desktop Keeper トラブルシューティングガイド
FUJITSU Software

3.8.3 「データベースのオープンに失敗しました。」のエラーが出力され、サービスを起動できません

「データベースのオープンに失敗しました。」のエラーが出力され、サービスを起動できません。

エラーメッセージ

[LVDB-ERR003] データベースのオープンに失敗しました。DB設定ファイルの内容を確認して下さい。

対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0

V15.0.0

V15.1.0

V15.2.0

原因

データベースが一杯となり自動拡張しようとしたが、自動拡張量の指定が大きいなどの理由で所定の時間内に拡張できなかったため、今回の現象が発生しています。
SQL Serverのログには、以下の情報が連続して出力されています。

データベース 'DTKDB' のファイル 'DTK_dat' の自動拡張が取り消されたか、29359 ミリ秒後にタイムアウト
しました。小さな値の FILEGROWTH を設定するか、別のサイズを設定するには、LTER DATABASE を使用してく
ださい。

対処方法

以下の手順で、自動拡張量を小さくしてください。

  1. [スタート]/[アプリ]-[プログラム]-[Microsoft SQL Server]-[Enterprise Manager]を選択して、Microsoft SQL Serverの「Enterprise Manager」を起動します。

  2. 「Enterprise Manager」の画面左のツリービューにおいて、[コンソールルート]-[Microsoft SQL Servers]-[SQL Server グループ]-[(local)(Windows NT)]-[データベース]-[DTKDB(Desktop Keeperのデータベース名)]を選択します。

  3. [DTKDB(Desktop Keeperのデータベース名)]を右クリックし、[プロパティ]を選択します。

  4. 表示された画面の[データファイル]タブの[ファイル拡張]を少なく設定してください。